アカデミー賞、ラジー賞

アカデミー賞ノミネート作品が昨日、発表されましたな。
今日の新聞紙上では、「バベル」「硫黄島からの手紙」「菊池凛子の3つの単語が踊ってる。
 
ちょいと調べると今年のアカデミー賞が調べられるわけですが・・・
 
どれも見てないな。
って言うか今年って映画見に行ったか?
行ってない気がする・・・。「フライトプラン」って今年の映画だっけ?去年?
って有様である。(「フライトプラン」は2005年でした。2006年はなんも見に行ってないな・・・。)
 
で、アカデミー賞よりもちょいと早く発表されたのがゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞なわけです。
こっちは今年のサイテーな映画を決める祭典で、アカデミー賞ほどではないけれども、注目度は高い賞。
今年は「氷の微笑」、「ブラッドレイン」、「レディ・イン・ザ・ウォーター」、「Littele Man」、「Wicker Man」の5つが作品賞ノミネート。
そのほかの部門でもやはりこれら5つの作品がノミネートされていることが多い。
そのなかで、アカデミー賞にはないんだけど、ラジー賞にはある部門で(というか、「最低」ってついてる時点でどれ一つとして一致してないんだけどね)「最低スクリーンカップル賞」ってのがある。作中内で最低の掛け合いや組み合わせ、ということみたいだが、その中に“『氷の微笑2』のシャロン・ストーンの垂れ下がったオッパイ”がノミネートされていた。オッパイは二つあるから“カップル”が成立しているって事らしいのだが、なんだか気の毒。
また、新設の賞で「最低ファミリー映画賞」ってのが出来たそうだが、この中にピクサーやらディズニーやらが量産させている大量生産型のフルCGアニメが一つも入ってないことがわし個人としては不満。あからさまに型にはまった作り方をしてるのがこの辺の映画で、映画そのものよりもその量産体制というが気に食わないんだが・・・。
 
まあ、そんな意見や感想はどうでもいい。長々と書いてきたけど、今回のアカデミー賞の発表を見ながら自分に沸いてきた声は、「わし、そろそろ映画好きの看板下ろそうか」ってことである。
あたくしゃ、中学生くらいの頃から「映画好き」ってので友人各位に通ってきたわけだが、二十歳過ぎたくらいになってくると、どうもその看板はそぐわなくなってくる。と、言うのも中学生の頃から「映画好き」としてのスタンスが変化してないからである。
中学生くらいの「映画好き」は、まあ劇場もそうかもしれないけど、テレビでの放映を軸に映画をたくさん見る人で、作品名とか多く知ってればそれで「映画好き」として通用するのである。

しかしハタチ過ぎた成人の「映画好き」はそれで通していいのかな? ってことである。

時折見かける映画通の人の映画レビューのブログやら掲示板を見てみると、かなり濃い目の話になってきており、脚本やら演出やら監督やら演技力やら、そういった細かい部分に関しての感想や分析、ダメ出しが多い。
「この映画は脚本がダメ」とか「この俳優のこの演技はだめ」とか、「この監督の時代は終わった」とか。正直その手感想は、ほとんどわしには出てこない。せいぜい、「この話の展開は強引だろ」とか「やっぱり子供が死ぬって描写はないのね」、「ミッキー・ロークの猫パンチはすごい威力だなあ」といったものである。
その手の細かい部分に関する細かい知識を溜め込むことをしてこなかった以上、わしは「本物」の映画ファンから見ればぬるい映画ファンである。

それはきっと、友人Kが富士急ハイランドの「ガンダム・ザ・ライド」に併設するガンプラコーナー見かけた「彼女に対してちょいとかじったガンダム知識をひけらかすも、ジョニー・ライデン専用機とシャア・アズナブル専用機の区別がついてない彼氏」のようなものなのだろう(わかりにくい喩えだな・・・)。

これからはその点反省して、友人各位に会うたびにわしが映画好きの看板を下ろすということを伝えなくては、と思う。
そしてそれがなった暁には、わしの他称は「わけわかんねーことばっかり知ってる人」になってると思う。
 
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