啓蒙

だんだん更新ペースが落ちていることには目をつぶって、今回の文章をかくとしませう。
 
とあるサイトで、「血液型性格診断を支持するNPO」があると知り、それに興味を覚えてアクセスしてみたときの話である。
その団体の名前は血液型人間学研究センター。
いうまでもなく、血液型性格診断が政党で根拠のあるものであるという考えのNPOである。
このHPの文章はなかなか分量があるのでまだ読んではいないのだが、科学的に証明されているとか何とか、そういうことが主張のようである。
 
今回は別にこのNPOの主張を取り上げるつもりはない。前に書いたABOFANのことでも、その手の人の相手をすることが無駄なことであることをつくづく思い知らされているので、書く気はしない。こういう態度をとると、彼らは自分が相手を論破したのだと思って喜ぶのだが、相手にされなくなったとは考えないようだ。
 
このサイトの何がわしの心の琴線に触れるものがあったのかというと、「関連リンク」にある「ABO’Sのコーナー」である。だからして、血液型人間学研究センターというよりも、ABO’Sを表題にもって来るべきなのかもしれないが、どうも両者の関係は深く、ABO’SはNPOの一支部のような印象なので、このままにする。
このABO’S、要は血液型性格診断をアピールするための、啓蒙するためのセクション(?)なのだ。ここでは可愛いキャラクターの織り成す物語を通して血液型性格診断(あるいは血液型人間学?)のすばらしさを世間の児童どもに刷り込もうとしているらしい。
 
その名もABO’S劇場
ココちゃんなる宇宙から来た女の子が、地球で血液型人間学なるすばらしいものを教えてくれるライオン先生(師匠ではない)にであうという、香ばしい物語である。
全部で7話ほど公開されており、一話あたりはそれほど長くない。興味があったら読んでみて欲しい。
どんな形でチルドレンのブレインをウォッシュするプランなのかは非常に興味深かったので、わしは読んでみた!
さあ、どんな魅力的な萌えでわしに血液型人間学をといてくれるのか!
 
・・・・・・読後
わしは別に血液型人間学のすばらしさを思い知ることはなかった。
引いたのであるドン引き
正直、これを読んだ人が血液型人間学がいいものだとか、いい印象を持つと本気で思ったのなら、その方が驚異的だからだ。
 
以下、あらすじ!


カライカライ星からココちゃんという女の子がやってきました。
カライカライ星では、甘いものを食べてはいけないという決まりがあるのにかかわらず、ココちゃんは砂糖の入った食べ物を食べてしまったのです。
(食べちゃいけないのなら作るなそんなの。というか、もしかして麻薬のような扱いだった砂糖に彼女は手を出したのだろうか・・・・・・?)
それはさておき、星を追放された(童女に対しても容赦ない処分だな)ココちゃんは地球にやってきました。
そこでおなかをすかせたココちゃんは大根畑を食べつくします。
おなかがいっぱいになって眠ってしまった彼女を、ライオン先生が発見、事情は分からないものの、保護しようとします。
しかし、そこは質量保存の法則。畑中の大根を食した彼女は非常に重く(何でこんなところで考証利かせてるんだ・・・)、仕方なく先生は彼女を引きずって家に連れて行きます。
目を覚ましたココちゃんはびっくり。知らない家で知らない人が話しかけてきます。
話を聞くと、なんとライオン先生は血液と性格の関連を研究している人、とても優しそう。
そんなで話が弾んでいると、先生は彼女の血液型に興味を持ちます。
しかしそこは童女、その上カライカライ星の血液型に対する認知度は低いらしく、ココちゃんは自分の血液型を知りません。
そこで先生は彼女の腕に問答無用で注射針をぶっ刺し、彼女から強制採血です
ココちゃんの血液型はO型と判明。こうしてココちゃんはABOワールドの住人になったのでした。


 
いかがだろうか。もちろんわし自身の表現により、ちょいと誇張してるかのように思われるかもしれないが、この話を読んだ人が思う印象はそんなに違わないのではないだろうか。
何も知らない幼女の腕に、血液型調べるためだけに注射器刺して採血するな」・・・と。
はっきりってライオン先生はかなり危ない輩である。よその子連れてきて採血って・・・。かなりサイコな香りがする行為だ。
しかも話のほとんどの部分は、血液型となんら関係ないのである。この傾向は残りの話でも同じだ。なんでもないハートフル(というか、ヤマなし、オチなし、意味なし)な話のなかに無理やり血液型人間学のエッセンスをねじ込んだような物語なのだ。
しかも7話目には唐突に少年誌的展開が来て終わるという、本当に意味不明な展開。
これで血液型人間学が広まると思ってるのだろうか? どうもやっつけ仕事な気もする。このやっつけぶり(というか、ライオン先生の凶行)はぜひ見て欲しい。
 
しかし、ネット上にはかなり香ばしいキャラクターがいる気がするな、縄文太郎といい・・・ココちゃんといい・・・。これから少し探ってみるべきか。

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