予言

これから書くジュセリーノの予言に関する記事は、昨12月に投稿しようとしたらIEが突然終了してしまったため消滅した記事である。

普段は「メモ帳」で下書きした後に、こちらのほうに載せることにしているのだが(その際に修正したりもする)、気まぐれに普段の方法をとらなかったために長文が雲散霧消してしまったのである。
 
今回書くのは、全開書いたものの完全な再現ではない(番組の内容の記憶も薄れてきてるし)。
今回はテレビで紹介されたジュセリーノの予言の手法について特に書いておこうと思う。
12月20日放送された「モクスペ!」では以下のような予言をジュセリーノがあてた!というネタである。
 
    • 9.11テロ
    • イラク戦争の予言
    • マイケルジャクソンの逮捕
    • アイルトン・セナの事故死
    • 阪神淡路大震災を16年前に予言!?
    • 長崎市長銃撃事件
    • 地下鉄サリン事件
    • リンゼイさん殺害事件
と、まあ世界的な大ニュースとここ最近の日本のニュースで取り上げられる事件を予言してたというジュセリーノ。これが本当に全て予言されていたら確かにこれはすごい。他の検証サイトに寄れば去年(2007)の的中率は5%と気の毒なくらいの的中率なのだが、それでももしこれらの事件を本当に当てていたのなら、それはすごいことである。
もちろん我々は彼の予言が本物なのかを考えなくてはならない。的中率5%という時点でもう相手にしないというのも悪くない判断だが(もし本当に予言だとしても5%の的中率では耳を傾けてもほとんど役に立たないからね)。
で、ジュセリーノは予言をどのように扱っているかというと以下の様である。
  1. 寝る
  2. 夢で未来の出来事を見る
  3. 起きてメモを取る
  4. 手紙に書いて各国の大使館や市役所、有名人やTV局に送る(何でテレビ局に送るんだろう?)。この際配達記録でいつ、どこへ送ったかの記録が残る
  5. 大使館や市役所では投書の保管は原則1年(日本の場合。他は分かりません)なので、1年を過ぎた時点で手紙を破棄する。
  6. 事件が起こる
  7. ジュセリーノが配達記録を証拠に予言の的中を主張。
この順序をみてもらえば分かるが、ジュセリーノが予言していたと言い張る頃にはジュセリーノの手紙なんぞ相手の手元に残っていないのだ。残っているのは、ジュセリーノが送った手紙が配達されたという記録のみである。
記録はジュセリーノの手元にもあるから、事件が起きたとき、事件のおきた場所と関係ありそうな大使館やら市役所に送った記録を探して、その送付した日付にあうように「コピー」を偽造してしまう、というインチキが入り込む余地があるのだ。
逆に言えば、手紙が抹消されているのが確実であろう10年以上前の手紙の予言が当たっていた、と彼は主張している可能性がぬぐえない。相手方に手紙が残っているであろう、1年以内の出来事予言してほしいものだ。
サンパウロの登記所に予言を残してあるというケース(何でこんなにジュセリーノは証拠を示すのに必死なんだ・・・?)もあったが、この予言が登記所に保管されたのが事件発生の前の日付であったという証拠は示されていない。あくまで保管されていた文書の文頭に事件より前の日付が書かれていたというだけである。
 
これでは彼の予言が本物である、という考えを持つ気にはなれない。そもそも的中率5%だし
 
おまけ―
ジュセリーノはイラク戦争のフセインの隠れ場所をアメリカ政府に送った手紙の中で伝えていた、アメリカがフセインを見つけられたのは自分の能力のおかげだと主張して、フセインに掛けられていた賞金を要求して訴訟を起こしている(なぜかブラジルの地方裁判所に提訴)。
これに関して彼の能力が本物ならこのような訴訟は起こさないはずだ、と聖人と超能力者を混同した意見があった。
彼は現実に生きている人間で、その能力に対して正当な対価を要求するのは決して不自然ではない。ただ彼は聖人ではなく能力に見合う対価を要求する普通の人間だ、ということである。
まあ、予言はインチキなんだろうけど。
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