起源

相当前になるんだけど、このブログで「万葉集は韓国語で読める」っていう本があったって話を紹介したことがありますな。

いわゆる「韓国起源説」。

例の本は確か90年代の頭ごろの本じゃなかったか、まだ「韓国起源説」って名称はなかったんだと思う(名称っていうほど練られた名前でもないけど)。

先日チャットで「韓国起源説」が話題になったのでちょっとググってみたりした。

あるねえ。沢山。

剣道や折り紙、じゃんけんあたりは聞いたことあるんだけど、氷山の一角ですな。日本にも「義経=ジンギスカン説」や「日ユ同祖論」、「竹内文書」などの説はあるけど、こまごまとした文化の一コンテンツにまで及んでいるものはあまり見かけない(「トンデモ本の世界」では自動炊飯器やエレキギターなどが古代世界の発明であるというの本が紹介されてたな。でも日本起源説ではないね、これは)。

で、これを種に韓国を批判する流れがあるんだけど、わしとしてはトンデモ話をそれそのものを楽しむために収集するので、別に韓国の批判とかどうでもいいのである。そもそも各説がどの程度韓国で浸透しているかもわからないので、「これだから韓国人は」と韓国人一般を揶揄する気も起きない。

たとえばDr中松一人の言ってることを代表的な日本人の認識として拡大解釈させたら、「フロッピー日本起源説」になるし「日本人はミサイルをUターンさせる技術があると主張している」ってことになってしまう。それはちゃうよね。

Wikiでは出所が判明している、ソースが韓国国内の著名人や団体、メディアからとわかっている起源説が紹介されているんだけど「韓国国内外における、説の認知度・浸透度は問題としない。」と但し書きがついているので、やはりメジャー度合いは不明。

もちろん、日本でのトンデモ話が認知が低いものがほとんどなわけで、わし個人の楽しみの視点からすればそんなことは些細な問題。メジャーである必要は特になし。

でも見過ごせない問題として「捏造」がある。

なんでも中国や台湾発の「韓国起源説」というものがあるとか。政治的な思惑で作られたものだろか。

トンデモ話は「本気度」が重要なのに、ウソで作られた説まであるとなるとちょっと迷惑な話である。「起源説偽装」だね、これは。

中国やらなにやら(中には日本人の一部の人間がものもあるかもね)のデマに乗ってやる義理はないので、すぐさま飛びつくわけには行かない感じだ。類似品に注意である。

チャットをしてて残念に感じたんだけど、チャット相手のみんながこの「捏造問題」にほとんど頓着しなかったこと。「韓国起源説」に関して詳しい人は「これだから韓国は・・・・・・」という流れの人が多かったんだけど、「ウソで作られた話があるんだってよ!」ってことにはあまり関心がなかった。

韓国批判が目的の人にとっては韓国批判につなげられそうならそれがデマでもかまわないのだろうか?

それでは韓国の文化的優位性を主張したくて起源説をぶち上げた連中とかわらなくなってしまう。

 

おまけ――

文化的優位性を目的として起源説を主張しているという人もいれば、そう主張していると商売上儲かるだろうという目論見からそう主張している人もいそうで、さらにこれは篩にかける必要があるかもしれない。商売目的で主張している人は当然本気じゃないだろうから、いまいち面白みにかけてしまう。やっぱり本気が面白いのだ。

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