3月20日の予防原則

何年も前に工作員認定した挙句、ブログで名刺をさらしたせいでビッグローブからクレームがついた時の人の意味不明な発言を取り上げたり*1、テルル検出の話題(去年の6月にも同じ報道を基に記事を書いてる)を取り上げたり*2、3つの地震の複合の話題を取り上げたり(これが今年の3月のNHKの番組で堂々と放送されてるんなら、秘密でも何でもないな)*3と、なんだか古い話題を取り上げてまで更新ペースをちょっと高めているリチャード氏のブログだが、そんな中でも特に脱力な話題が3月20日イスラエル大使館休館陰謀説である。

リチャード氏のブログで最初にこの話題が取り上げられたのが「おやおや、ユダヤ金融悪魔さん、3月20日はなにか悪魔のイベントでもご企画されていますか?」の記事。

イスラエル大使館が一度アップロードした休館の告知文を「なぜか」消してしまっているという出来事が発端である。

この出来事を知らせるコメントに、ただならぬ気配かなんかを感じたらしいリチャード氏が注目し騒ぎ立て、その情報がそれなりに広まっているというのが現状のようである。

 

◆それはそんなに「なぜか」なのか?

そもそもリチャード氏が問題視している「なぜか消された」文章にはこのように書かれている。

さて、在東京イスラエル大使館では、日本国祝日(春分の日)に伴い、3月20日(火)終日閉館いたします。当日は領事業務受付等も休止いたしますので、予めご承知おきください。

文中にあるように「春分の日だから休む」というのは別段不思議でもなんでもない。

この問題(?)に注目しだしたリチャード氏の最初の記事ではコメント欄書き込みの転載でしかないため、まるで春分の日に関する何の変哲もない記事だけが突如削除されたかのような印象をあたえるが、実際に削除・変更されたページは件の記事以外にもおかしいところがある。

削除・変更される前のページの魚拓があるので見ていただきたい。
http://megalodon.jp/2012-0301-1745-11/tokyo.mfa.gov.il/mfm/web/main/Print.asp?DocumentID=204348
上から順に記事の日付に注目して並べてみると、
2012年3月20日
2011年11月06日-27日
2012年2月8日
2012年2月14日
2012年2月7日
2011年11月26日
(日付なし)
2012年1月10日

……と、記事が時系列に沿って整理されておらず、ページ全体がおかしい。
しかも3月20日の休館を知らせる告知文の前には新年のあいさつまで記載されている。

もしこの状態でいつまでも放置されていたなら、そっちの方がよっぽど変だ。
このページが修正されたのはイスラエル大使館がまともに仕事をしているためだろう。

 

◆騒ぐわりには超アバウト

リチャード氏はブログ内で再三再四、3月20日の「金融悪魔のイベント」について触れているが、それが具体的になんなのかを語っていない。

いまのところ「3月20日にどこかで何かが起きる」と言っているようなもので、これでは3月20日を過ぎた後でもリチャード氏の警告が正しかったかどうかを判定することはできない。

ただ、3月20日に駐日イスラエル大使館を休みにして、大使館員が身の安全を確保することに意味があるような事件でなくてはならない、というのは一つの判断基準になるだろう。

つまり海の向こうで、イスラエルがイランを攻撃するとか災害が発生するとか、そういった駐日イスラエル大使館の安全と全く無関係な場所で事件が起こったとしても、それではリチャード氏の警告が正しかったことにはならない。

また、国内で起きる事件も同様で、東京千代田区にあるイスラエル大使館に類が及ばないような場所での災害や事件の発生も、リチャード氏の予見が正しかった証明にはならない。

くわえて、企業の倒産や著名人の逮捕の類も大使館(あるいは広義に首都圏)から物理的に離れることが何の意味もなさないので、これも的中とはならないだろう。

おそらくは何も起きない。
おきたとしてもリチャード氏の警告があまりに抽象的なため、せいぜい「あたったかもしれない」の領域にとどまるのだ(基本的には「こじつけた」という領域である)。

しかし、なにかが起きれば予想があたったと吹聴するだろうし、何も起きなかったら自分の功績としてやはり吹聴するだろうことは容易に予想できる。
その場合は「どこで何が起きるはずだったのかはわからないけど、我々が防いだに違いない」という、どうしようもないものになると思われる。

◆あなたも21日から加害者になれる

「なにもなかったらそれはそれでいいじゃないですか」とのたまって、デマをひろめた責任を全くとらないというのが、かつての『首都圏在住の欧米人のかた、知り合いのユダヤ人の方の動向を監視してください』からリチャード氏が行ってきた予防原則である。

本人たちはそれでいいことをした気分を味わうのかもしれないが、「犯罪を関わっているかもしれない」という疑惑の目を投げかけられた側からすれば不愉快な話だろう。

法律に触れるような罪悪ではないが、倫理に反する行為であることは間違いない。

デマを流したリチャード氏も、それに便乗して風評被害を拡大させるのに一役買った軽率な人たちも自覚したほうがいいだろう。
何もなかったとあきらかになったら、21日からは立派な加害者だと。

 


《参考記事》
おやおや、ユダヤ金融悪魔さん、3月20日はなにか悪魔のイベントでもご企画されていますか?
情報拡散よろしく。
2012年3月20日に向けて警戒されたし….いいんじゃないですか、これ。
「在東京イスラエル大使館の終日閉館のお知らせ」がキャッシュ画面からも「消されて」?います。
裏社会のみなさん、お元気ですか?3月20日にはどこで何をされるご予定ですか?
これが、イスラエル大使館が必死に消しまくった「3月20日閉館のお知らせ」です。
世界に向けて警鐘を!
裏社会の朝鮮カルト・朝鮮エセ右翼、朝鮮ホモ、朝鮮極左のみなさん、3月20日のご予定に変更はありません
3月20日は特別な日♥
「来年になったらいや再来年になったら分かる」「社会工学的なアレ….」
3.20関係者のみなさまの当日前後のご予定について
3.20関連:RKブログアクセスについて

「3箇所の異なる場所で30秒毎に発生した大きな揺れによる複合地震」
テルル132の検出は、海底核爆発テロの証左ではないのか?
(以上、richardkoshimizu’s blogより)

http://megalodon.jp/2012-0301-1745-11/tokyo.mfa.gov.il/mfm/web/main/Print.asp?DocumentID=204348
(ウェブ魚拓)

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