原点回帰

小沢氏への一方的な信頼関係が終わりをつげ、安倍総理を抹殺すれば英雄だなどとのたまい、クーデターを容認するようになった流れを考えればある意味当たり前なのだが、リチャード氏は政治家全般に対する期待というものを放棄したようである。

 

◆「期待する方が世間知らずの馬鹿」

政治家に何かを期待する方が世間知らずの馬鹿というわけです。
政治家というものは一切信用できないものです。
政治家が信用できないのは、政治家には、飼い主・黒幕がいるからです。

単に文章だけでいえば、とんがっているだけの人といえなくもないのだが、ここ数年天木直人、小林興起、敏いとう(国民新党)、竹原信二、岡本英子(民主党)、藤島利久、姫井由美子、太田かずみ、犬丸勝子と、様々な政治家(そのほとんどが候補で終わってしまったが)と積極的に関わってきたリチャード氏が言うと「なにを今更いっているんだ」というツッコミは免れない。

加えてこの方針の変化は、ごく個人的な内面の問題では済んでいない。
わずかとはいえ彼の影響下にあった人間が、彼の支持政党のために尽力して来たのだ。

昨年で言えば、小沢一郎の生活の党には議席を取らせる価値があると信じているだけなら平和でよかったが、議席が取れなかったのは不正選挙のためだという主張をし、そのことを世間に知らしめるために手段を選ばないことを美化しだしたのは明らかに問題であった。。
「今は戦時なので」という勝手な非常事態宣言のもと、時には法を無視した活動まで行い、結果として数名の党員が無許可ビラまきなどで逮捕され、すねに傷を持つ身となってしまった。

不正選挙を知らしめるために法を犯すという行為まで、煽動してきたにもかかわらず、いまになって小沢一郎は裏社会の味方になったとか、政治家は一切信用できないとか、一連の手の平を返す発言は無責任もいいところである。

「これまでの活動を振り返らずに「政治家に何かを期待する方が世間知らずの馬鹿」と言ってしまうような人間を信じたほうが馬鹿」ということなんだろうか。

 

◆選挙は後回し?

また、『政治家が信用できないのは、政治家には、飼い主・黒幕がいるからです。』には以下のような文言さえ出てきている。

ユダヤ権力を倒し、世の中が正常に向かえば、裏社会に支配されない、まともな人間が政治家となる道が開けると考えます。今は、まともな政治家は不正選挙で落選させられます。

「選挙で勝利して世の中を正常にする」という順序ではなく、「(何らかの方法で)世の中を正常にしてからまともな政治ができるようになる」という順序ならば、これまでやってきた不正選挙糾弾の活動は何だったのだろうか?
不正選挙の糾弾は、選挙運動を正常化すれば、その結果として独立党で応援している政治家が国政を担うことを目的としていたはずであり、先に挙げたリチャード氏の発言はそれを真っ向から否定してしまっている。

また、上記引用文からは、もう政治や選挙にはタッチしない、それよりもほかの活動で世の中を正常にすることを優先するという考えが見て取れる。

これまでやってきたことを無駄と言ってるも同然の発言に関する説明や、これまでに少なからぬ代償を払ってきた党員たちに対する謝罪なり釈明なりがあってもよさそうなものだと思うのだが、コメント欄が特に荒れて散る様子もないので、独立党内はみな納得しているのだろう。

リチャード氏が京都の講演会に天木直人を呼んだのが2007年のことなので、政治家に働きかけたりするようになって7年ということになる。
7年にわたる活動から導きだされた結論は「政治家は信用できない」。

旧リチャード・コシミズHPにおいては『与党も野党も朝鮮人だった…..』という、在特会顔負けの朝鮮人認定で、あらかたの政治家を在日朝鮮人だと決めつけていた。
もちろんこれらの話に裏付けなどはなく、彼の不信感や嫌悪感が形になって現れただけの代物である。
7年かけてこの立ち位置に戻ってきたといえるだろう。


行き過ぎた活動をした党員を逮捕したり、自分の保険金詐欺の訴えを聞いてくれなかった警察、自分たちの起こした選挙無効訴訟を棄却した裁判所、尽くしてきたのに自分の期待に応えてくれない政治家たち。
何もかもを思い通りに動かせず、「政治家も、裁判官も警察官もメディアも浄化しなくてはいけない。元栓を締めないと毒ガスは流れ続けます」(『政治家が信用できないのは、政治家には、飼い主・黒幕がいるからです。 』)というリチャード氏だが、司法・立法・行政、そしてメディアのいずれの力も手続も利用せずに打倒して世の中を「浄化」しようという発想はかなり悪の組織っぽい。

 

これまでも手のひらを反してきたリチャード氏なので、今回の政治家に対する不信感もいつか「国士政治家」を見つけた瞬間にうそのように消えてしまうことは十分ありうる。
どのくらいリチャード氏の決意が持つものなのか、のんびり眺めていこうと思う。

 


《参考記事》

政治家に何かを期待する方が世間知らずの馬鹿というわけです。
政治家というものは一切信用できないものです。
政治家が信用できないのは、政治家には、飼い主・黒幕がいるからです。
(以上、richardkoshimizu’s blog より)

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