熊本地震人工地震説の深さと場所の問題

平成28年熊本地震。

2011年の東日本大震災ほどではないものの、この巨大な地震は町を破壊し命を奪っていった。

亡くなられた方々の冥福を祈り、被災地の復興、被災者の生活再建のための支援を少しでもしていきたいと思う。

 

現在、やはりこの大地震を人工地震兵器による攻撃だと主張する陰謀論者は存在し、当ブログがウォッチングしているリチャード・コシミズ氏もまた熱心に人工地震説を唱えている。
「世界権力の企てを先読みしそして,阻止します」という独立党自慢の戦闘スタイルはまたしても失敗、リチャード氏が衰退していると話していたユダヤ金融裏社会にまたしてもして大規模な陰謀を達成されていることとなってしまっている。
このままではリチャード氏の主張が嘘でも本当でも「リチャード・コシミズ=役立たず」ということになってしまうのだが、彼はそのことから目をそらそうと頑張っているようである(『「リチャード・コシミズがだらしないから「人工地震」を阻止できないんだ!」そうです。』『(*”ω”*)』『(´ω`*)』)。

今回の記事はこの「平成28年熊本地震 人工地震説」の検証である。

 

◆震源の深さ

人工地震説の普遍的な弱点として、「10Km以上の深さの孔を掘る技術的な困難さ」「自然地震で放出されるエネルギーは核兵器を遥かに凌ぐ」というものがあり、それらについては『「熊本地震は人工地震」をぶった切る』という素晴らしい記事が公開されているので私には特に書くことがない。
上記記事でなされている指摘はこれまでの、そしてこれからの人工地震説いずれに対しても有効だろう。

おそらくリチャード氏の書いた『熊本と大分の鉱山(廃坑含む)の一覧表です。 』という記事(というかWikiの日本国内の鉱山のリストを抜粋しただけのもの)は、「孔を掘る困難さ」についてなんとか帳尻を合わせようとしたのではないのかと思う。
つまり、過去に掘られた鉱山にいくらか掘り足せば目的の深度を比較的楽に達成できるのではないかということである。
あるいは既存の鉱山であればある程度は人の目を誤魔化せる、という発想かもしれない。

しかし実際はそんなことをやっても仕事は大して楽にならないだろう。
なぜなら世界で最も深く掘られた南アフリカのムポネン金鉱山でもその深さは3.9㎞ほど。
坑道の鉱山は平均して1000mほどしか掘られていないというのだから(それでも大変な深さだが)、掘り足さなくてはならない量の方がはるかに深いのだ。

後述するが、観測された震央は鉱山とはいいがたい場所がほとんどであり、鉱山からその震央の場所まで横向きにもたくさん掘らないといけなくなるので、目的地到達まで時間は莫大にかかるだろう。

 

◆震央について

深さやエネルギーは人工地震説の普遍的な弱点だが、震央については地震ごとに異なるので地震が起きるたびこの検証は手間をかける必要性が出てくるだろう。

今回の地震の震央について、リチャード氏らの書いた『九州大地震の不思議』、『3カ所の震源地と陸上自衛隊駐屯地の奇妙な一致 』の記事の検証も含めてみていく。

もし陰謀として、世間一般の人に見つからないように甚大な被害を与えるレベルの人工地震を引き起こすなら、それらの準備作業を人の目に触れられることもなくやり遂げる必要がある。
だが、東日本大震災が海であったのに対して今回は内陸である。
海でさえ海上保安庁や漁船などの「他人の目」があるのに、地上ともなればそれこそ誰に見られても不思議ではない。

陰謀論を唱える側もそれがわからないほどではないので、一般人が侵入できない自衛隊駐屯地などをネタにしてくる。
リチャード氏の記事『九州大地震の不思議』、『3カ所の震源地と陸上自衛隊駐屯地の奇妙な一致 』によれば、自衛隊の駐屯地が地震の震央と一致しているケースがあると主張している。

 

では実際にどうだろうか?

国土地理院では『平成28年熊本地震に関する情報|国土地理院』というページが公開されており、今回起きた地震のうちの大きなものの震央が、地図上で確認することができる。
また、巨大ではないものについても気象庁で座標が確認できるし、その座標を基に国土地理院で検索することが可能なのだ。

まずは『九州大地震の不思議』で書かれたケースを見てみる。
この記事では『熊本県 自衛隊高遊原分屯地と入力したら、緯度32.8経度130.8と出て震源地とピタリ一致!』という記事が引用されている(……ん?これって以前に独立党を出ていったバレバレ氏のブログではないか)。

この記事では4月14日の21時37分に起きたM3.9の地震の震央が陸上自衛隊の自衛隊高遊原分屯地と一致するのだという。
まあ、引用記事に書かれている座標が速報で北に0.1度ずれている段階でとても一致しているとはいいがたいのだが、後の気象庁の正式な発表を基にみてみると以下のとおりである。

 

人工地震検証01

中央の十字のマークが気象庁の発表した座標(北緯32度44分4秒 東経130度47分5秒)である。
陸上自衛隊高遊原分屯地は遥か北東にあり、とてもではないが一致しているとはいいがたい。
そもそも高遊原分屯地は熊本空港に隣接しており、陰謀を働くには不向きだろう。

次に『3カ所の震源地と陸上自衛隊駐屯地の奇妙な一致 』の検証をしてみよう。
この記事では3か所の地震と自衛隊関連施設との関係が示唆されており、そのうち一つは上記の高遊原分屯地である。
残り二つは「陸上自衛隊日出生台演習場の真上」と「陸上自衛隊玖珠駐屯地」とされている。

このうち「陸上自衛隊玖珠駐屯地」については、残念ながら地震のおきた時間が不明なため、どの地震のことを指しているのかがわからない状態だが、もう一つの地震は「16日7時11分に大分県を震源とする地震」と書かれている。
これはかなり規模の大きい地震だったので、国土地理院のデータで震央が表示されている。

人工地震検証02

画像はかなり圧縮されていて申し訳ないが、これは「陸上自衛隊日出生台演習場の真上」と書かれたことを検証するためである。

画像の中央あたりが陸上自衛隊日出生台演習場であり、当然のことながらその範囲が地図内に緑色で表示されている大分自動車道をまたぐということはない。
GoogleMapでは、陸上自衛隊日出生台演習場は少し影のかかった色で表示されいる。

人工地震検証03

4月16日7時11分の地震とは由布岳の南側を震央としており、陸上自衛隊日出生台演習場の真上などではないのだ。

また熊本地震における他の主だった大きい地震の震央についても以下のとおりである。

人工地震検証04

人工地震検証05

人工地震検証06

「住宅密集地にほどなく近い畑」、「住宅密集地のド真ん中」、「大きい道路に面した畑」。

いずれも隠密裏に地面を10Km以上も掘って核爆弾を埋めるには向いていないだろう。
こんなところで大掛かりな工作活動をやっていたら、どれだけ大勢の人間によって目撃されるだろうか(特に住宅密集地の真ん中というのはヒドい)。
そういうごくごく当たり前の瑕疵を無視して、「気象庁が過去に例を見ないと発表した→自然ではありえない人工地震だ」とか「人工地震を起こしたのはパナマ文書や田母神氏逮捕から目をそらすためだ」とか、「阿蘇山を噴火させようとしている」だのと妄想をたくましくして見せても、何の意味もないだろう。

 


《参考記事》
熊本地震、未だ静まらず。
裏社会変質者が、人工地震だと言っています。
九州大地震の不思議
熊本地震、その後の情報を求めます。
<熊本地震>熊本、阿蘇、大分…3つ別々の地震が同時に発生
川内原発で、福一の偽装放射能汚染パニックを繰り返しますか?
熊本地震のどさくさ紛れに「緊急事態条項」。
爆心地での被爆にご留意を!
裏社会朝鮮部落マイノリティーさんの狼狽ぶりを観察するコーナーです。
日本経済を長期にわたり低迷させるには、熊本地震がいつまでたっても収束しないことが望まれます。
「リチャード・コシミズがだらしないから「人工地震」を阻止できないんだ!」そうです。

熊本と大分の鉱山(廃坑含む)の一覧表です。
3カ所の震源地と陸上自衛隊駐屯地の奇妙な一致
気象庁の橋本徹夫・地震予知情報課長:「今までの経験則から外れている」
熊本南西で地震増加=16日から、M7.3影響か
やっぱり、震源地で放射線量が10-30倍に増えているようですね。
市民権を得た「人工地震」の概念
(*”ω”*)
(´ω`*)
(以上 richardkoshimizu’s blog より)

平成28年熊本地震に関する情報|国土地理院

熊本県 自衛隊高遊原分屯地と入力したら、緯度32.8経度130.8と出て震源地とピタリ一致!

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