一つの国、二つの顔

本年に入ってから忙しさなどにかまけてブログの更新がとどまっていた。

しかしながら、この期間の出来事について書くとなると巻き返しのために費やさなくてはならない時間が長大になってしまうので、あくまで最近の出来事について書く。

本当は北朝鮮情勢になどにおけるリチャード氏のアメポチならぬ、トランプポチぶりなどを記事を書かなくてはいけなかったと思うのだけれど、ご容赦いただきたい。

◆トランプの国、裏社会の国

ドナルド・トランプが大統領に就任した際に指摘したが、トランプとリチャード氏は二人とも自国に対して似たような思想を持っているものの、お互いの属する国が異なるために全く同じというわけにはいかない。

トランプ大統領が最優先にしたい国はアメリカで、リチャード氏が最優先にする国は日本である。二人が「わが国の技術と産業は素晴らしい」と述べた時、文言は同じでもさしている国は違う。この違いをリチャード氏は大統領選のころから目をそらしてきていた。

また、トランプ大統領が誕生しても不都合な現実はやってくる。
「英傑」トランプがアメリカの頂点に立って1年半近くが経過し、1期目の任期の半分に届きそうなところまできているはずなのに、陰謀組織の暗躍はいまだ続いてしまっている。
不都合な現実を陰謀論で解釈するというものの発想が骨の髄までしみついており、それにより世界の動きを理解し把握しているという安心感をやはり簡単には手放せないのだろう。
このため、(RK理論の中では)アメリカは世界が待ち望んだリーダーが君臨している国であると同時に、世界を不幸にし続けている悪事の主犯として滅ぶべき国ともなっているのである。

独立党の(というかリチャード氏の)世界解釈の中で、純粋に「ユダヤ金融裏社会」をアメリカという国家やそれに属する組織(CIAなど諜報機関)と切り離しておけば、こんな矛盾は起きなかっただろう。
しかし、頭からしっぽまで妄想で作った怪物では、他人はもとより自分でもリアリティをもって信じることはできなかったのだと思うし、将来こんな展開が来るとは予想していなかっただろう。

そのため、リチャード氏は一方の記事でドナルド・トランプというアメリカの現在のリーダーを称賛しながらも、もう一方の記事ではそのトランプが主導するアメリカという国家をこき下ろすという同じ国について書いているとは思えない奇妙な状態になっており、ひどい場合だとその二つの方向性がまじりあったカオスと表現するしかないような記事もまれに誕生している。

トランプさんは、破産同然のダメ国家を黒いユダヤ人から途中から引き継いで、今は、いかに上手に潰すか、国家デフォルトさせるかがテーマでしょう。ソフトランディング期待でしょうが、どうかな?健闘を祈ります。うまくやってね。
(『トランプさんに尻の毛を抜かれに行った安倍晋三さん、馬鹿丸出し。』)

偉大であったり、優れていると称される指導者の使命や目的が自国の経済をつぶすようなことあるというのは大いなる矛盾である。
敵国がその指導者の愚昧さによって自滅するというならば、その指導者は自分たちにとって「都合のいい無能」であったというだけで、偉大という形容は皮肉でしかない。
だがリチャード氏の大統領選以降の発言をみるかぎり、ドナルド・トランプを都合のいい無能とみなしていた様子はなく、精神性についても邪心がないとか称賛しまくっていた(これから国家元首になろうという人間の目的が自国の破滅なら、そりゃまぎれもない邪心に満ちていると思うんだが)。
本当にリチャード氏が考えるような世界構造であり、トランプが有能な人間であるならば、大統領就任後は陰謀による破壊活動(天災含む)や政治工作がなくなり、かつアメリカは経済破綻を回避することに成功するはずである。
結局、リチャード氏はユダヤだなんだとは無関係に、アメリカには破綻してほしいのだろう。

◆安倍政権の国、取り戻したい国

トランプに対する矛盾が生まれること自体は、リチャード氏の陰謀論が持つご都合主義の限界を考えれば予想された展開であり、このことについてそれほど驚きをもって受け止めてはいなかった。

しかし、最近リチャード氏が新たに使いだした単語については正に意表を突かれた思いである。
「東朝鮮」である。

私がこの単語の使用に最初に気が付いた記事は4月29日の記事『「安倍政権は一切取り合うな」と平壌指示——北朝鮮問題で日本孤立浮き彫り』であったが、あとから調べてみると、昨年の11月末にはリチャード氏自身の書く文章の中に登場し、最近その使用頻度が上がってきている。比較的新しい造語である。

この単語の定義については説明したブログ記事は見つからず、どんなものなのか推測するしかない。
以下に実際に使われた文章をいくつか並べてみる。

北朝鮮、南朝鮮、東朝鮮にあらたに最北朝鮮が加わったみたいです。大イスラエル帝国ならぬ、大渤海国の復興でしょうか?冗談は、やめてくれ。日本をそんなものに組み込むな。w
(『2017.11.28FACT11 BF/RK対談にご参加いただき、ありがとうございました。次回は、12.2、福山です!』)

日本会議政治、朝鮮右翼政治、統一教会政治の終焉です!ユダ金の最後の橋頭保、東朝鮮の崩壊です!
(『安倍朝鮮悪政権の支持率、39%!9.4ポイント減!』)

金正日の「離脱」は、極東の朝鮮悪の崩壊を意味する。安倍一味と東朝鮮の朝鮮悪たちは、ただただおろおろするしかない。朝鮮悪の息の根を朝鮮悪が止めることになろうとは!
(『「安倍政権は一切取り合うな」と平壌指示——北朝鮮問題で日本孤立浮き彫り』)

安倍朝鮮悪晋三の東朝鮮会議・清和会・統一教会支配に変化が起きた証左では!
(『消費税を上げるたびに景気が悪くなり、税収が減る。それが、安倍の背後のユダヤ人の目的。』)

北朝鮮と東朝鮮の朝鮮悪の関係も悪化。済州島出自の在日朝鮮悪は、北鮮本国からも切り捨てられ、完全孤立です。保険金殺人とシャブ密輸で資金を稼いできた朝鮮悪ども、ついに終わりですね。w 
(『東朝鮮の在日朝鮮悪だけが孤立w』)

東朝鮮に巣食う統一教会からの裏支援が途切れて、頼みの綱の朝鮮人民軍に支給する食糧すら調達できない北鮮の金デジ。
(『朝鮮人民軍兵員諸君、反金王朝軍事暴発、実行しましょう。』)

こうやってみてみると……曖昧である。
「安倍一味と東朝鮮」や「安倍朝鮮悪晋三の東朝鮮会議・清和会・統一教会」という表現を見れば日本国内に存在する組織であるように思えるし、「北朝鮮と東朝鮮」や「北朝鮮、南朝鮮、東朝鮮」という並べた表現だと北朝鮮や韓国に並ぶ国家を指しているように見える。
リチャード氏自身も明確な定義に基づいて使用しているわけではないのだろうが、あえて定義づけるとするならば「安倍政権(あるいは裏社会の傀儡政権)によって運営されている日本」のことを指しているのだろう。

彼の中では日本が最も優れた国・民族であり、ほかの国家や民族は劣った存在として順位づけられており、東朝鮮という単語にある種の蔑みが含まれていることは間違いない。

リチャード氏は日本に真の独立をさせたいといってきたが、それはつまるところ、現状が理想とは違うということを意味していた。
トランプ政権が誕生したことで日本は真に解放され全てがうまくいくはずだったのに、現在の日本の停滞ぶりはあの北朝鮮にさえ後れをとっている。リチャード氏の目に映る現在の日本への憤りが彼の「東朝鮮」という単語には詰まっていると、私はそう思うのである。


《参考記事》
トランプさんに尻の毛を抜かれに行った安倍晋三さん、馬鹿丸出し。

>北朝鮮の背後にあるのはグローバリスト、その本質はシオニストであると理解している。…その通りです。
↑「東朝鮮」の本当の初出というとこの記事だが、あくまで引用された文中のため、除外した。
2017.11.28FACT11 BF/RK対談にご参加いただき、ありがとうございました。次回は、12.2、福山です!
安倍朝鮮悪政権の支持率、39%!9.4ポイント減!
「安倍政権は一切取り合うな」と平壌指示——北朝鮮問題で日本孤立浮き彫り
消費税を上げるたびに景気が悪くなり、税収が減る。それが、安倍の背後のユダヤ人の目的。
どうしても改憲をさせたい安倍ちゃんの飼い主さん、もう、諦めませんか?
東朝鮮の在日朝鮮悪だけが孤立w
日大米国式蹴球部にみる日本社会の劣化
日本社会に巣食う朝鮮悪工作ネットワーク
プーチン氏、モスクワで安倍朝鮮詐欺師を最大限の冷遇。適切な対応、ありがとうございます!
籠池さん、安倍売国奴を「解散」に追い込んでください!
秋田犬の贈呈係の安倍ちゃん、暇なんだね。
新潟県知事選、順当なら自公推薦候補、ぼろ負け、赤恥。モリカケ犯、安倍ちゃんが応援演説に行けば、さらに悲惨な結果に。
経団連会長に原発輸出で危機の日立会長が。
安倍偽首相が朝鮮ヤクザ国家から法外な値段で凶器買取を公言。統一教会の北鮮支援の新手段。
朝鮮人民軍兵員諸君、反金王朝軍事暴発、実行しましょう。

“一つの国、二つの顔” への 1 件のフィードバック

  1. コシミズさんの主張は、トランプを絶対正義と位置づけ、その一方で安倍は絶対悪と決め付けてるんですね。

    それじゃ、安倍がトランプの言う事に従ったら、それは正しい事と判断してるんでしょうか?

    実際にそうしたって「安倍は悪いがトランプは正しい」で進んで行ってるようですね。

    トランプを評価すべき部分と安倍を批判すべき所の価値基準が違ったんではないかと思いますが、結局はトランプ=善、安倍=悪と言う単純な図式を作って、そのまま進んで行くだけですね。

    まともに読んでも参考にもならないと思います。

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