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このブログの管理人で文章を書いている人です。 トンデモな人やモノに興味があります。 かつてはざっくりと、なんとなくトンデモなものを面白がってるというスタンスでしたが、リチャードコシミズの面白さに目をつけたあたりから、だんだん面白がり方が変わってきました。 いまではリチャード氏の言動について、いろいろ調べたりしたうえでツッコミを書くというスタンスをとっています。

独善

犬丸勝子氏の死を知ったリチャード氏が、犬丸勝子氏が暗殺されたのではという疑惑を騒ぎ立て、元党員を誹謗するのに利用したのは2月のことである。

3月には妹であるミツカ氏によって、犬丸氏のお別れ会が催された。リチャード氏はどうやら出席しなかったようだが、党員は会場でミツカ氏に自分たちに都合のいいように話を吹き込もうとしていた。

そして4月、リチャード氏は架空の小説を通して犬丸勝子氏・ミツカ氏を攻撃しだした。

今回はこの目まぐるしい展開について紹介。

◆きっかけ

こんな事態になった原因は、リチャード氏とミツカ氏との間にあると判明した記憶の食い違いである。

リチャード氏は、『鮮邪erさんの爆弾発言!?:犬丸御姉妹お二人に、ドリンクバーの「お茶」を入れて持って来たそうです。それを飲んでから、お二人とも体調が悪くなった….ガクブルです。』という記事で、過去に犬丸姉妹が工作員によって狙われたことがあるというストーリーを描きだし、「暗殺疑惑」が真実であるという補強材料として利用した。

だが、この記事の中の犬丸姉妹が狙われたと思しき飲み会にはリチャード氏もいたという記述が問題となった。
「そんなチャンスがあるならリチャード・コシミズの方が殺されててもおかしくないんじゃない?」とか「リチャード・コシミズはそんな場面に気付かず見逃していたのかよ」とかいう話ではない。
リチャード氏が過去にミツカ氏のことを「会ったことも話したこともない」(『犬丸さん、亡くなられました。』)と書いていたことと食い違ってしまっているのである!

……いやまあ、正直いってそれほど問題があるとも思えない。
普段からデタラメな発言ばかりのリチャード氏の数年前の飲み会に関する記憶が若干間違っていようが、どうということはないというのが私の感想である。
犬丸姉妹がそろってリチャード氏の講演会や飲み会に出席していたとしても、リチャード氏にとって重要なのは不正選挙陰謀論を掲げて選挙に出馬した姉の勝子氏である。
妹のミツカ氏のことが印象に残っていないということは十分ありうると思う。
どうしても白黒つけないと前に進めないような食い違いではないし、つけるとするなら記憶違いを一言謝罪して訂正すれば済む程度の話だ。

だが、リチャード氏はこの食い違いを大きく問題視し、『疑問』という記事で、当時の懇親会に出席した党員に犬丸姉妹が出席していた覚えがあるか報告を求めている。

これをきっかけに、以前よりミツカ氏に「嫌われていた」と自認していたリチャード氏のミツカ氏に対する敵対感情は決定的となったといえるだろう。
リチャード氏とミツカ氏との間に挟まれ伝言役をしていた党員も巻き添えで現在は工作員扱いされつつある。
取材対象と信頼関係を築けないために自ら話を聞くことができないジャーナリストのために骨を折ったというのに悲惨である。

◆仄めかされる企業保険金詐欺、助成金詐欺

リチャード氏はかなりの期間、ミツカ氏にたいする態度をうやむやにしていたようにおもう。

お別れ会までのことを書いた前回の記事では触れなかったが、犬丸氏が保険金目当てで殺害された、というようなことを仄めかす記事はお別れ会以前より書いていた。
ここで主に登場したのは会社保険である。

企業が社員へ会社保険を掛けて詐取している、というのはリチャード氏の鉄板ネタである。
リチャード氏の著書『小説「魔界」』は、「リチャード・コシミズ」を名乗る以前の、輿水正氏が自らの勤め先で保険金殺人を看破した(と自分では信じ込んでいる)体験を基に書かれている。

最初からリチャード氏が全力でミツカ氏を攻撃する気ならば、別に企業保険のネタでなくてもいいはずである。
なぜならミツカ氏は犬丸氏の妹であり、遺族として個人で加入できる保険の受取人になれる立場だからだ。
ミツカ氏を攻撃する意図が最初からあるなら会社保険のネタを持ち出すまでもないのだが、犬丸氏が亡くなって間もない時点ではミツカ氏が自分にとっての敵か味方かわからなかったので、会社保険にしたのだろう。
会社保険であれば、保険金の恩恵を受ける人間がミツカ氏以外の会社の誰かだった、というシナリオ変更でミツカ氏を無罪放免にすることもできるからだ。

しかし、結局リチャード氏はミツカ氏を敵として認識し、ミツカ氏らの会社そのものが犯罪に走っていたかのような記事を書き始めた。
犬丸氏の経営する介護施設に介護のために必要な機能が備わっているか疑問があるかのように仄めかす記事や、公的補助を詐取するために介護施設をでっち上げたかのように書いた記事も公開したのである(『福岡市博多区の通所介護(デイサービス)施設です。』、『順不同で備忘録(^-^)』、『介護事業所を開設すると、様々な公的補助を受けられるようです。』)。

そしてついには『猫角家の人々』という妄想小説を書き始めた。
長らくのウォッチャー諸氏にとってはもはや常識だろうが、リチャード氏は敵対した相手を小説の中で徹底的にこき下ろして自らの心を慰めるのが大好きなのである(当ブログの品位に関わるので、このくらいの表現にとどめておく)。
この小説はまだ完結していないが、今のところのあらすじを書けば、「猫角克子」「猫角蜜子」の姉妹が親の保険金を手に入れたことに味を占め、いろんな保険金詐欺や助成金詐欺を働くというものである。
同シリーズは(「超短編」とうたっている割に)現時点で11話も書かれているが、これだけの説明で済んでしまうくらい内容は薄い。
やたらと具体的な犯罪手法の説明と、似たような話の繰り返しでなぜか話数だけを重ねている。

妄想小説に猫角姉妹の悪事を書き連ねることでリチャード氏は留飲を下げているのかもしれないが、結果としてミツカ氏のみならず故犬丸勝子氏の名誉や感情を傷つけていくことになるということにはもはや考えが及んでいない。
そしてかつて彼女を応援していた自らの体面にも傷がつくことになるのにも気づいていないのだろう。

私の予想では、「猫角家の人々」は保険金・助成金詐欺のエピソードの後、「克子」が 不正選挙という巨悪を追及するために自ら選挙に立候補し、せっかくの詐欺行為で集めた金数百万円を散財するという展開になると思う。その可能性が非常に高い。
そして東京在住の、巨悪を暴く知的精鋭集団のリーダー「K」が、猫角姉妹を詐欺師と見抜けずに共闘し、自らの講演会でマイクを握らせ、街頭で応援演説をするというストーリーになるのではないだろうか。
あくまで個人の予想であるのであしからず。

 

故人の生前の活動を称賛し、彼女の死を暗殺疑惑ではないかと騒ぎ立てた人間が、今では故人の経営していた会社が詐欺を働いていたかのような流言を振りまいている。

一見して奇妙に見えかもしれないが、そんなことはない。
前回の記事『冒涜』の終わりにも書いたとおり、リチャード氏の一連の振る舞いは、最初から最後まで自分のためだけなのである。

金目当てで人の命を奪う保険金殺人が行われたと、リチャード氏は言う。
だがそこに証拠はない。
たしかなのはリチャード氏が自尊心のために人の名誉を毀損しているということだけである。


《参考記事》

犬丸勝子暗殺疑惑。「赤の他人がわざわざ「病死」を強調する内容をあちこちのSNSに書き込んだりしたら、普通は何かあると」。
鮮邪erさんの爆弾発言!?:犬丸御姉妹お二人に、ドリンクバーの「お茶」を入れて持って来たそうです。それを飲んでから、お二人とも体調が悪くなった….ガクブルです。
鮮邪erさんのレポートです。….家族、身内でもないのに、何で、 犬丸勝子 は、「病死」「自然死」だと知ってんの?
裏社会の朝鮮悪要員さん、犬丸暗殺疑惑追及を阻止するための脅迫、恫喝行為、誠にご苦労さんです。お疲れさま。(^-^)
犬丸勝子暗殺疑惑:深い意味はないそうです。そうですか。
「生命保険の実態は恐るべき世界です」
疑問
犬丸勝子暗殺疑惑:さて、どうなったのかな?
勿論、足もみん(チューリップ)本人も、「死刑」になるかもしれない。….のだそうです。
福岡市博多区の通所介護(デイサービス)施設です。
朝っぱらから、突然、こんな話ですいません。
順不同で備忘録(^-^)
経営者保険と団体保険
朝鮮悪裏社会が恐れているのは、やはり、「保険金殺人ネットワークの発覚」
警察関係者・メディアの方へ
せんじゃーさんに質問できる!
正解ですね。
薬物中毒に関する専門知識、現場の知識、ありがとうございます。
介護事業所を開設すると、様々な公的補助を受けられるようです。
超短編小説「猫角家の人々」その1
超短編小説「猫角家の人々」その2
超短編小説「猫角家の人々」その3
超短編小説「猫角家の人々」:その4
医療分野以外でご活躍の医師の皆さんについて。
超短編小説「猫角家の人々」:その5
超短編小説「猫角家の人々」その6
親族間殺人。そして、保険金詐欺。
超短編小説「猫角家の人々」その7
人生賢く生きるための豆知識コーナーです!….成年後見人詐欺。
被害続出!「成年後見人」弁護士に認知症老人の財産が狙われている
素晴らしい弁護士さんがいたんですね。
弁護士が余っているんですね。弁護士の不祥事も激増中です。
へー、交通事故後遺症の認定を得意とする弁護士事務所なんてあるんですね。
超短編小説「猫角家の人々」その8
超短編小説「猫角家の人々」その9
超短編小説「猫角家の人々」その10
超短編小説「猫角家の人々」その11

冒涜

2017年2月6日、ツイッタ―にて犬丸勝子氏が亡くなった旨が報告された。

死因について具体的な病名が言明されたものは見かけていないが、犬丸氏の妹であるイヌマルミツカ氏のブログには「樹木希林さんがガンで10年位以上生きている。その樹木希林と同じ病院、同じドクターなので安心していたら、イヌマルミツカの姉の犬丸勝子は大変な事になってしまった」と書かれており、癌が原因であることがうかがわれる。

犬丸氏が生前主張されてきた不正選挙について私自身は否定的な見解ではあるが、リチャード氏と違って毒々しさがなく、好感のもてる人物であった。
同氏が亡くなったことを残念に思う。

◆陰謀論による暗殺”疑惑”

陰謀論が、「巨大な謀略組織がいかに恐ろしい力を持っているのか」というエピソードとして人の死を利用することはままあることである。
現実の暗殺事件において「世間に知られている実行犯を陰で操った本当の首謀者が存在する」と語るのみにとどまらず、単に病気で亡くなった場合においても、その死を「不審死」あるいは「病気に見せかける暗殺」などといったこじつけるパターンも存在する。
そうすることで、陰謀組織が強大な力を持つ「巨悪」であり、その組織に立ち向かっている自分が、いかにすごい人物であるかを演出できるのである。

不正選挙陰謀論を主張していた犬丸氏の死も、陰謀論の補強材として利用する人間が現れた。
やっぱりというかもちろんというか、リチャード・コシミズ氏である。

◆犬丸氏とリチャード氏

リチャード氏と犬丸氏というと、その縁はやはり不正選挙陰謀論である。
犬丸氏は2012年の選挙が不正であったとして選挙無効の裁判を藤島利久氏とおこし、注目されるようになった。
当時のリチャード氏はといえば、党員にビラまきをさせたり、不正選挙陰謀論の本を書いたり、トレモロスくんグッズを作ったりはしていたものの、訴訟については藤島氏らに任せ、自らは特にタッチしないという方針を取っていた。

この後、2013年の選挙において犬丸、コシミズ両氏は接近し協力体制を作ることとなる。
2013年の参議院選挙は不正選挙陰謀論がおそらくもっとも叫ばれた選挙で、反原発派の一部の人たちの中にまで浸透していた。
反原発派の一部まで取り込めた成果か、犬丸氏は12,683票という、生涯最多得票を成し遂げたのである(ただし得票率としては低く、0.2%ほど)。
しかしながらこの時がピークであり、のちの選挙では4,668票、5,388票と落ち込んでいった。
反原発派が不正によって落選させられるかもしれないと危惧していた山本太郎が当選してしまったことで、不正選挙陰謀論に対する需要が激減し、それに伴って犬丸氏への注目度が下がってしまったのだろう。

票が落ち込んでいった2014年、2016年の選挙について、リチャード氏による応援はそれほど熱心に展開されていない。
2014年は2度ほどブログの記事で紹介するだけにとどまり、2016年の選挙では全くと言っていいほど言及していなかった。
「一度はたしかに共闘したけれど、それ以降は疎遠になっている」というのが、両者の関係だろう。

◆暗殺疑惑

その犬丸氏の訃報を独立党員からの書き込みによって知るところとなったリチャード氏は、『犬丸さん、亡くなられました。』の記事で冥福を祈るのもそこそこに、犬丸氏の死にリチャード氏が工作員認定した「工作員B」(おそらくはバレバレ氏のことを指している)が関わっているかのようにほのめかす記事を書いている。
もちろんこれには何の証拠もない。
遺族であり、訃報を公開したイヌマルミツカ氏はその死に不審な点があるなどと一度も書いていないし、リチャード氏が直接そのような情報を受け取ったわけでもない。
随意反射的に誹謗中傷の道具にしたのである。

このリチャード氏の軽率な記事について、病死である旨を忠告するコメントが付いたようだが、それに対して『今後、「犬丸勝子暗殺疑惑」として取り扱います。』などと宣言。
自分を批判する声に対して、意地でも自らの非を認めない方向へ舵を切りだし、病死である旨を指摘した人物(リチャード氏がこの人物の本名を知っている様子から察するに元党員なのだろう)やリチャード氏に対して民事訴訟を起こしているバレバレ氏らが犬丸氏を保険金目当てに殺害したかのように書き出し、「保険金殺人リング」なる造語まで作り出した。
そして2日後には噴飯ものの記事『結論から言います。』を公開している。

この記事では、イヌマルミツカ氏の安否の確認が取れない、裏社会によって生命の危険に脅かされている恐れがあるのだという。

安否の確認が取れないも何も、そもそもリチャード氏と犬丸氏・イヌマルミツカ氏との間には緊密な連絡を取れるような関係がないだけではないだろうか。
上述の通り、もっとも連携をとったのが4年前で、その後は少しずつ疎遠になっている。
この程度の関係でしかないのならば、情報を集めるには相応の努力が要されることは明らかだが、その努力を払っていたかと言えばそんな様子もうかがえない。

今回、ツイッターに訃報が出ているということを、党員から知らされるまで知らなかったうえ、その後にツイッターで出た「お別れ会」に関する情報も全く把握していないのである(『犬丸勝子さんのお別れ会が3月3日に開催されると、ある方からご連絡いただきました。』、『犬丸さんのお別れ会の告示が出たようです。』)。
ツイッターのアカウントをフォローするだけで手に入る情報すら党員頼みというのでは、情報を集める意思や能力があるようには思えない。

「犬丸勝子暗殺疑惑」などという単語でおどろおどろしく書いているが、「疑惑が残っている」という結論を導いて公言できるほど判断材料を集めていないのだ。

◆お別れ会

犬丸氏のお別れ会は、3月3日の金曜日、午後13時から14時という予定で告知された。
平日の真昼なうえに私は犬丸氏の主張に否定的な立場でもあるので、とてもではないが出席できたものではなく、参列はしなかった。

リチャード氏はといえば『犬丸さんのお別れ会の告示が出たようです。』の記事で以下のように書いている。

良かったです。元気なミツカさんにお会いできそうです。

一部、「RK独立党員には参加してほしくない」と言われている「関係者」もいるようですが、拘束力はないので、関係ないですね。

行く気満々である。
リチャード氏の抱く疑惑がどうなるのかは、理屈ではなくリチャード氏個人がどう感じたかというフィーリングの話なので、場合によっては騒動になるのではないかと思っていたのだが、のちに更新された記事を読むとそういったことはなかったのがわかる。

……というか、リチャード氏は会場に行っていないのではないだろうか

犬丸勝子先生の「お別れ会」参列報告書』『3月3日犬丸勝子お別れ会の全貌です。』の二つの記事においてお別れ会の様子が報告されているのだが、いずれも党員からの投稿コメントの転載であり、リチャード氏自身の言葉でお別れ会やミツカ氏の様子が書かれていない。

さゆふらっとまうんど氏が会場の様子を撮影した動画が公開されているが、この映像でもリチャード氏の姿はない。
さゆふらっとまうんど氏の動画は参列者ではなくミツカ氏の姿を映すのがメインなので、偶然映っていないという可能性も考えられるが、質疑応答でリチャード氏が一言も発さずに党員の女性一人に喋らせておくというのもありそうにない。

あれだけミツカ氏の身の安全を案じているかのように書いておいてこれでは、真剣さを疑いたくなるというものだ。

◆質疑応答

3月3日犬丸勝子お別れ会の全貌です。』の記事では、さゆふらっとまうんど氏が公開した動画と、それを基にした文字起こし(一部省略されている)が記載されている。

内容はミツカ氏の挨拶と談話のあと、ネットでの流れている話についての疑問解消するための質疑応答となっている。

問題は質問をしているのが、騒動を引き起こした原因となっている独立党の人間ということだろう。
ろくに情報もない状況であるにもかかわらず「暗殺疑惑がある」と騒ぎ立て、火種を撒いたリチャード氏の側に立つ人間が、「ネットで炎上しているのは、なぜかと言うと、親族でもない方が勝子さんの死の事を断定したから」などと、自分たちの都合のいい部分だけをミツカ氏に聞かせている状態である。

動画内でのミツカ氏の発言を追っていくと、ミツカ氏自身は犬丸氏の受けた治療に対して納得していないところがあるのがわかる。
癌にかかったのは確かだが、死因は癌ではなく病院側が不適切な治療にあるのではないかと考えているようである。
そのため、ミツカ氏は「「癌だったから死んだ」とか…。でも最期は違いますよね」と発言したのだろう。
独立党員やリチャード氏は、ミツカ氏のこの発言を利用し、『犬丸勝子先生の「お別れ会」参列報告書』の記事において「勝子さんの死因に関する発言は、全て事実と違っていました」と自分たちのこれまでの主張を補強する材料にしている。
医師の診断においても死因は癌ではなかったというのであれば、まだ独立党側の主張にも正当性があるが、死因はがんではないのではないかというミツカ氏個人が抱いた考えを「事実」とすりかえるのはいただけない。

犬丸氏の死について、独立党が引き出せたのはせいぜいこの点くらいで、保険金殺人や暗殺疑惑といったリチャード氏の主張を裏付けるような遺族としてのコメントを導くことはできてはいない。

ただ、質疑応答の中で、ミツカ氏はなにやら入院先の病院と芸能人の裏のつながりのようなものを考えていること仄めかしている(文字起こしでは省略されているが動画の48分付近)ので、今後犬丸氏の死に関する何らかの陰謀論めいた話をミツカ氏自身が発信する可能性はある。
だが、そうなったとしてもそれは「お別れ会」までにリチャード氏がしてきた主張を正当化してくれるわけではない。

◆深まる疑惑?

リチャード氏はこの後も暗殺疑惑を取り下げることもなく、『犬丸勝子暗殺疑惑、さらに深まる。』などという記事を上げている。
この記事をとおして、「癌を発生させた犯罪」「不適切な治療をした犯罪」という2つの犯罪行為によって犬丸氏が暗殺されたと言いたげである。
だが、「癌にしてから不適切な治療でとどめを刺す」というのは暗殺する手段として無意味に手間のかかる話である。
最終的に「不適切な治療」で死に至らしめるのであれば、別に癌じゃなくてもいいだろう。
車一台用意して交通事故を装って病院送りにし、そこで医療ミスでも何でもやった方が早いではないか。

それに、「不適切な治療」によって人を抹殺するなんて暗殺手法を本当に「裏社会」が使うと思っているなら、記憶力と想像力が足りてない。
人為的な医療ミスや不作為による暗殺方法は一見すると現実にありそうに思えるかもしれないが、独立党においてはそうではないのだ。

なぜなら、裏社会にとって最大の天敵であるはずのリチャード氏自身が、過去に少なくとも二度 外科手術を受けるという機会にめぐまれているのにもかかわらず、今も生きているからである。

 

リチャード氏は犬丸氏の死を、自分が嫌いな人間を誹謗中傷するためのネタに利用し、その不謹慎さゆえに非難を受けた。
その非を認められないリチャード氏や独立党は、今度は遺族からコメントを取って自分たちの正当性を利用しようとしたのである。
世直しだとか正常化だとか謳っているが、今回リチャード氏のやったことは最初から最後まで自分のためでしかない。

リチャード・コシミズは「冥福をお祈りする」という言葉を空疎なものにする天才なのである。


《参考記事》

犬丸さん、亡くなられました。
トランプ氏の不正選挙調査が日本に波及するのを恐れる朝鮮悪裏社会。( ;∀;)
今後、「犬丸勝子暗殺疑惑」として取り扱います。
焦って書き込むから、事件性が疑われる。馬鹿だね。
結論から言います。
トランプさんのミラー補佐官、ここまではっきり「不正選挙」を語ってくれるとは!犬丸さんという「故人」に注目が集まりますね!
チューリップの個人情報は朝鮮悪シャブ中団にはまずいことらしい。
生命保険ファンの皆さん、こんにちは。
犬丸勝子さんのお別れ会が3月3日に開催されると、ある方からご連絡いただきました。
朝鮮悪シャブ中団の保険金殺人その後
犬丸さんのお別れ会の告示が出たようです。
↓再掲です。
JEWJEW鮮邪er!さんのコメントは、故あって、いくつか保留とさせていただいていましたが、一部、以下に承認します。
JEWJEW鮮邪er!さんのもう一つのコメントです。
鮮邪erさんのコメント
「保険金殺人リング」 「犬丸勝子暗殺疑惑」 という裏社会の急所から少しでも目をそらさせる為の、派手な行動なんですね。
ほぼ実態のない介護会社の役員にかけられた巨額の団体保険
朝鮮悪保険金殺人リングの皆さん、ストレスで押し潰されそうですか?でしょうね。
犬丸勝子先生の「お別れ会」参列報告書
3月3日犬丸勝子お別れ会の全貌です。
犬丸勝子暗殺疑惑、さらに深まる。
(以上、RICHARDKOSHIMIZU OFFICIAL WEBSITE より)

ガン生存10年以上という樹木希林さんと同じ病院で犬丸勝子も安心と思ってたら、犬丸は絶体絶命の危機
イヌマルミツカのブログ より)

造語「朝鮮悪」の誕生

2017年1月、新年早々のイベントというとトランプ大統領就任なのだが、この出来事自体に対してリチャード・コシミズ氏がどういう態度をとるのかといったら、それはもう絶賛しかないだろう。

それはそれとして、1月のRKブログの記事から気がついたことを少々。

◆「朝鮮悪」

1月10日の記事より唐突に「朝鮮悪」という言葉がリチャード氏のブログに登場した。
日本を占拠した「朝鮮悪」
これによると、トランプ政権の誕生により失墜が明らかになっているのにもかかわらず、「朝鮮悪」は日本の支配をあきらめずに抵抗をしているという。

この「朝鮮悪」という単語が何の定義づけもろくにせずに登場してきたことに困惑せざるを得ない。

リチャード氏は「日本国内で悪いことをしているのは日本人ではなく、朝鮮人だ」という差別的な思想の持ち主だが、それでもこれまでは社会問題を扱っている風に見せかけてきてはいた。

例えば自民党を批判する時には「自民党は(朝鮮人の文鮮明が教祖を務める)統一教会とつながりがある」とか、「不正選挙の実行には創価学会の婦人部がかかわっていて、その会長である池田大作や幹部は実は朝鮮人だ」、「在特会の桜井誠(現在は離籍)は実は朝鮮人である」などである。
「○○は実は朝鮮人」という話の多くはロクに根拠がなく、差別的な動機が誤魔化せてはいないのだが、それでも表面上取り繕おうという意思を見ることができていた。

もし、『日本を占拠した「朝鮮悪」』の記事で、リチャード氏の他には誰も使っていない「朝鮮悪」などという露骨な敵意が漂う単語の代わりに統一教会や創価学会の名前を使っていれば、かの記事はなんとなく社会正義や公共の利益を唱えているようには見せかけることはできていたと思う。

だが、今回の「朝鮮悪」という単語は「自分の主張は差別ではなく、正当な社会問題を扱っているのだ」という建前を取っ払っている。
はっきり言って頭の悪い差別的な文章である。

現在RKブログでは「朝鮮悪」の単語が多く使われ、党員までコメント欄でこの単語を多用している。なじむのが早い。
この単語は統一教会、創価学会、朝鮮似非右翼などといった、RK理論における「裏社会の手先となっている団体や工作員」をひとまとめに三文字で表現できるというメリットがあるのかもしれないが、はじめて独立党やリチャード・コシミズの発言に触れることになった人間からは差別的な表現を好む集団として距離を置かれる要素になり、「RK理論を広める」という目的を阻害することになるのではないだろうか。

◆ 「私が自ら、斧を後頭部に振り下ろそう」

「朝鮮悪」という単語のほかに目についたのは、これまで以上の暴力的な表現である。

内乱罪で死刑にすべし。八つ裂きでも足りない。私が自ら、斧を後頭部に振り下ろそう。
(『
世論調査は不可解? 室井佑月「なんでこうなる。おかしくないか?」』)

朝鮮悪よ、お前たちに未来はない。全匹、首を垂れて待て。一匹ずつ、首を落としてやるから。よく錆びたのこぎりで。
(『●内閣支持率67%に上昇、JNN世論調査 ((+_+))』)

今回に限らず、リチャード氏が「非暴力ネットジャーナリスト」などという肩書が虚しくなるくらい暴力的な表現を使用し「敵」の死を望んできたが、それでも自衛隊や民衆による暴力を自らは高みの見物というようなスタンスで書いてきた。
今回のこれらの記事では自らが手を下すという表現になっており、より直接的になっている。
とはいえ、ここ最近も体調崩して緊急入院をしているほどリチャード氏は健康状態は芳しくなく(『RK入院について』『RK緊急入院について』)、強さをアピールするようなこれらの記事も空元気や口先だけという感は否めない。

 

「朝鮮悪」という単語の登場と直接的な暴力の表現、この2つを見ていると、リチャード氏はトランプとドゥテルテの二人からの影響を受け、政治的正しさをはるかに振り切って感情をさらけ出す方向へとシフトしていったように思える。
それがリチャード氏がよく言っていた「日本人的」という表現に相応しいものかと言えば、おそらくは真逆だろう。


《参考記事》
日本を占拠した「朝鮮悪」
NHKの世論調査 安倍内閣支持する55% 支持しない29%…これぞ、「朝鮮悪」です。
世論調査は不可解? 室井佑月「なんでこうなる。おかしくないか?」
●内閣支持率67%に上昇、JNN世論調査 ((+_+))
比大統領に取り入ろうと企んで見事醜態を晒した安倍君。とにかく芝居が下手。頭の悪さが漂ってくるんだよ、君からは~。』『RK入院について
RK緊急入院について

2016年の独立党

2016年も、オリンピック、アメリカ大統領選、芸能人の薬物問題、「君の名は」や「シン・ゴジラ」、新元素発見、ポケモンGO、熊本地震、相模原障碍者施設殺傷事件、こち亀連載終了、SMAP解散、プミポン国王逝去、天皇生前退位論争……といろいろあった。

独立党は「逆転!」という一年であったという印象が強い。

◆被告に逆転!民事訴訟

なんといってもリチャード氏が被告となる民事訴訟が起こされたことは印象深い。

これまでリチャード氏らは原告の立場であった。
国政選挙による不正を主張し、開票のやり直しなどを要求する行政訴訟をおこし、訴えを棄却されるたびに「不正裁判」などと騒ぎ立てていた。

この立場が変わったのは2016年5月。
元独立党党員より名誉棄損や侮辱のかどで訴訟を起こされてしまったのである。
それまでリチャード氏は自分が裁判をするだけ金と時間の無駄にしかならない小者であることを逆手に取り、好き放題やってきた。
もちろん本人にそんなつもりは毛頭なく、「自分が訴えられたりしないのは、自らに世間の注目が集まると裏社会にとってはむしろ不利な展開になるため」くらいに考えているフシがある。
誇大妄想もいいところだが、それゆえに過激な罵倒や侮辱は歯止めなく垂れ流され続け、今の事態を引き起こしたといってもいい。

訴訟の訴状が届いた当時の動きについては、当ブログ記事であれば『被告 リチャード・コシミズこと輿水正』の記事を参照していただきたい。
リチャード氏は裁判を名古屋ではなく東京で行うよう求め続けており、今なお答弁書のやり取りを繰り返して開廷の引き伸ばしを続けているようである。

また、裁判に関してリチャード氏の立てた弁護士、生田暉雄氏は8月に7回目の懲戒処分を受け、8か月の業務停止となってしまった。
リチャード氏はこの状況をやはり「陰謀」と解釈し、『生田先生を攻撃するのは、裏社会です!』などと騒ぎ、生田弁護士の支援を呼び掛けている。
実際のところ、生田弁護士が処分を受ける原因となった懲戒申立は、リチャード氏が弁護を依頼するよりもはるか前(2012年12月)に出されており、全く関係がない。
そんな問題を抱えている弁護士に依頼してしまったリチャード氏のわきの甘さが招いた事態である(生田弁護士もそのような危うい立場にありながら依頼を引き受けているあたりどうなんだろうか)。
結果として、弁護を依頼したはずのリチャード氏が、依頼を受けたはずの生田氏の擁護を党員に働きかけるという、どっちが依頼人だかわからない状態に陥ってしまっている。

そして『独立党のエクソダス 』の記事に書いたが、リチャード氏の罵詈雑言、誹謗中傷へのしっぺ返しは裁判所にとどまらず、リチャード氏が「最高権力」と表現するネットにまで波及した。
上記訴訟での原告となった2名やその支持者によるBIGLOBEへの働きかけによって、リチャード氏のブログは閉鎖・移転することとなってしまった。

さらにこの波は収まることがなく、リチャード氏に安定した収入をもたらしていた有料メルマガが廃刊になるという事態をも引き起こした。
改訂版:RKのまぐまぐメルマガが「廃刊」?』によると、過去に個人を中傷した記事が書かれていたことを原因として配信を停止されてしまったという。
上記引用記事では、「今後、規約に抵触する記事は書かないと12月13日までに誓約すれば、再開されるようなので、とりあえずは誓約なんかしちゃおうかと思います」などと、配信再開が何でもないことのように書かれていたが、実際はそんなに簡単なことではなかったようである。
マグマグのRKメルマガ、廃止だそうです。(‘◇’)ゞ』の記事では、誓約の文章を送ったものの、規約に定められた対応が十分にされなかったことを理由に廃刊が決定したことを伝えている。
おそらくは運営会社に誓約文を書いただけではダメな問題なのに、誓約文さえ書いておけばいいとタカをくくってしまっていたのだろう。
この有料メルマガの廃刊はリチャード氏には経済的な痛手であったようで、『RKオンラインストア、更新しました。買ってください。』の記事では「メルマガ廃刊等でちょっとばかり、財政ピンチです。(*’ω’*)」と、グッズ購入を呼び掛けている。

◆逆転勝利!トランプ政権爆誕

経済的な打撃と、いずれはやらなくてはいけない裁判。
リチャード氏個人の周辺には強い向かい風が吹いている状態だが、海の向こうで起きたドナルド・トランプの大逆転劇は、リチャード氏の陰謀組織との戦いに大きな希望をもたらした。
トランプ政権の誕生で、ロシアと中国に加えてアメリカまでもが国際ユダヤ金融資本に対抗する陣営に加わったことになるのである。
もちろんリチャード氏の妄想のなかの話だ。

これまでもリチャード氏は「ユダヤ金融資本の衰退は始まっている」と言い続けてきたが、今回は本当にリチャード氏が望むような事態が起きてからの「衰退」発言なので、重みが違う。

とはいえ、これは所詮 妄想である。
今はまだ大統領選の勝利から一か月で、妄想の賞味期限は先であろうが、それでもいずれ切れる日が来てしまう。
天災、事故、事件、戦争。「ユダヤ金融資本による陰謀」とリチャード氏が解釈せざるを得ない出来事はいずれ起きるし、妄想に基づいた立てた予想は、どんどん現実と乖離していくだろう。

これからもアメリカによってもたらされたと解釈せざるを得ない不利益や不都合というものは出てくる。
地震速報ではとりあえず震源の深さを10Kmとして発表するし、投票時間が終わると同時に民放が次々と候補者の当選確実を速報するだろう。

それらの出来事に関して、リチャード氏は陰謀の実行犯を変えるだろうか?
トランプ政権が誕生しても、アメリカの潜水艦がせっせと純粋水爆か何かを海底に埋めたり、自公政権・創価学会を裏から操って票の不正な操作をやらせていることになるんではないだろうか?

トランプによる政策を善なる行為として絶賛する一方、なにか悪いことが起きれば裏社会に従ったCIAが陰謀を働いていると認定する……。
結局そんなシナリオが展開されるだけで、進歩のない陰謀論は続いていくのではないだろうか。

2017年、リチャード・コシミズは、独立党はどうなるのか。
民事訴訟とトランプ政権。
この2つの行方からは目が離せない。

2016年、トランプ大統領誕生

2016年11月8日。

大方の予想を覆し、ドナルド・トランプが新大統領にえらばれた。

この展開がどれだけ予想外かというと、トランプを熱心に応援していたリチャード・コシミズ氏自身、トランプが選挙で勝利できるとは考えていなかったほどである。

◆最初はそうでもなかったのだけど

リチャード氏がトランプに対して、最初はどのように考えていたかと言えば、それはそれは慎重なものであった。
大統領選をきっかけに、リチャード氏が記事でトランプに言及したは、昨年12月のこと。
この時点では決して熱狂的なトランプ支持者ではなかった。

米共和党大統領候補、トランプ氏にプーチン氏の援護が。
「対ロシア」政策に限っての発言でしょうが。
トランプ氏、絶大なるイスラエルの支持者ですので。
ジェブ・ブッシュよりは「マシ」ということでしょう。
(『【「トランプ氏は才能ある」=ロシア大統領(時事通信)】 』)

ユダヤ人が中東に大イスラエルを建国しようとしているなどと信じているリチャード氏としては、この慎重さは当然のことである。

この後、12月26日に書かれた『プーチン大統領が、トランプ氏を賞賛していた。』においても、リチャード氏が大好きなプーチンからの賞賛があったにもかかわらず「鼻から牛乳おばさんの暴挙を止めるためには、トランプを応援する。」と対抗馬としてのみトランプを評価するような態度を見せている。

だが、この疑心暗鬼はすこしずつ変化していく。

◆陥落

前述の記事では慎重さに満ちたリチャード氏だったが、その8時間後に書いた記事では態度を軟化させる兆しを見せている。

「ジョージ・W・ブッシュが米国にいたビン・ラーディン一族を機密に国外に逃亡させた」
「ブッシュとビン・ラーディン一族との関係を明らかにした」
B層にはびっくりのニュースかもしれないですが、我々は911直後から知っていた話で、あくびも出ません。ビン・ラディンは、ブッシュ一族の親分、ロックフェラー爺さんから任命された「敵役」の隠れユダヤ人です。米国1%の侵略戦争に口実を与える役割です。
トランプ氏が、これに言及したことは、大統領選に関係なく、喜ばしいことです。
米国の脳がお休み中の皆さん、そろそろ起きてくださいませ。
(『トランプ候補:「ジョージ・W・ブッシュが米国にいたビン・ラーディン一族を機密に国外に逃亡させた」』)

トランプ個人を評価してというよりは、大統領選挙で陰謀論が語られたことを歓迎してのコメントである。
しかし、この発言のみならず、トランプはその後もリチャード氏の「真実」に噛み合う主張を度々口にし、そのたびにリチャード氏はトランプに引き付けられていくのである。

◆トランプとリチャード氏

トランプの発言や過去の言動で、リチャード氏の琴線に触れるものとして何があげられるかというと、以下のようなものがある。

  • オバマはケニア生まれでアメリカ大統領になる資格を有していない(これはのちに撤回されている)
  • TPP離脱
  • ISを作ったのはオバマやヒラリー
  • 日本が軍事費をもっと負担しなければ、在日米軍は撤退させる
  • 「アメリカ第一主義」に基づく国際問題への不干渉

こういった主張を見る限り、トランプはリチャード氏の願望をかなえるために登場した候補者であるかのように見えるが、実際には「主張している発言そのものは似通っているが、その意味合いは決して同じではない」というものも少なくない。

例えばTPP反対。
両者ともTPP反対の立場であるが、リチャード氏は「TPPによって日本の経済が破壊される」だし、トランプは「アメリカの製造業がTPPによって破壊される」という立ち位置である。
普段から「アメリカ人には物を作る能力がない」と言っているリチャード氏からすれば、おそらくアメリカの製造業などとっくにダメになっているだろうし、「日本や中国がアメリカの富を奪っている」と考えているトランプからすればリチャード氏の言っていることなど真逆もいいところ。
また在日米軍についても、日本から在日米軍が撤退すれば、その空白を埋めるべく、日本の軍備拡張や核武装が検討される可能性だってある(トランプは一時期、日本が核武装することを容認する発言もしていた)。
日本の自衛隊がますます装備を拡張すれば、中韓からの反発は免れず、リチャード氏の考えるアジア共同経済圏は遠のくだろう。

そしてリチャード氏の普段の発言から推測するに、以下のようなトランプの主張・政策は同意を得られないものだろう。

  • 親イスラエル
  • オバマケアの撤廃(大統領選勝利後、撤廃ではなく修正へと方向転換)
  • 法人税の引き下げ
  • 銃規制強化反対
  • 人種差別的発言

リチャード氏はかつて、アメリカに民間の保険しかなく、国民皆保険制度がないことを批判してきた。
オバマケアは国民皆保険制度とまではいかないものの、低所得者層が保険を利用できるように補助する政策である(とはいえロビィ活動によって骨抜きにされ、とてもではないが理念とは程遠いようだが)。
この制度をきちんとした皆保険制度まで引き上げようというならともかく、撤廃しようというトランプの姿勢はリチャード氏とは相容れなかったはずである。

また、法人税引き下げもリチャード氏の好まざるところだろう。
トランプは「法人税を引き下げると、企業が人をより多く雇い入れられるようになり、雇用が回復する」というトリクルダウンのような理屈を掲げ、この企業優遇の政策を提唱してきた。
リチャード氏はトリクルダウンに対して否定的である(『日本経済も予定通り大失速中。』)。
企業優遇の政策をしても内部留保が大きくなるだけで、労働者個人には反映されないというのがリチャード氏の主張であり、トランプの理論とは噛み合わない。

そして、リチャード氏は人種差別を良しとしない。
リチャード氏はユダヤ人の陰謀に反対しているだけのつもりで、悪いことがあればユダヤ人の仕業と考えることが差別にあたるとは思いもよらないだけである。

いくつかの相違点を挙げたが、一番のツッコミどころは、ドナルド・トランプ自身が大変な大富豪であり、リチャード氏が敵視する「アメリカの富を大半を占める1%」側の人間であるということである(トランプの資産については、ティモシー・オブライエンの著書の内容をトランプが訴えた2005年の裁判で約7億8800万ドルと評価されている)。

◆そして一途に惚れ込む

このように見てみれば、リチャード氏とトランプは決して同じ考えと言えるようなものではない。

だが、自分にとって不都合な部分に目を瞑り、都合のいいことにだけ目を向け、自分にとっていいように解釈するというのは、人がたびたび犯してしまう過ちである。
そして陰謀論者は「都合の悪いことは陰謀」という無敵の切り札を持っている。
トランプの過激な差別的な発言についてはB層向けの高等戦術、「トランプ大学が中身のない詐欺的なビジネススクールだ」という訴えはユダヤ人による流言とすればいいだけなのだ(『トランプ氏の過激で排他的な発言は』、『トランプ氏“詐欺”疑惑「トランプ大学」 「不動産王が投資指南」宣伝も「ただの自慢話」』)

その上今回は強い味方、アメリカの保守系サイトもいる。

保守系ニュースサイトはトランプを持ち上げる情報と、ヒラリーを極悪人とする情報が満載された状態となっている。
トランプが素晴らしい候補者であることを信じたければ、ここに書かれている記事をなにも考えずに鵜呑みにすればいい。
リチャード氏はこの甘美な世界に首まで浸かり、記事を乱発した。

これによりリチャード・コシミズブログで描かれるヒラリーは、アメリカ国内の有力なリポーターを金で雇い、過去に少女を強姦したことがある悪魔崇拝者であったが、911追悼式典で体調を崩した際に死亡し、テレビ討論会では身代わりを立てていることになっている。

そしてトランプはというと、第一回目のテレビ討論会で圧勝し、ヒラリー陣営によって過去の女性蔑視発言の音声記録を捏造された被害者であり、かつまた自分の乗ったSUVのコントロールをハッキングにより奪われ暗殺されかけるも本人は少しも動じることなく、息子のバロン君(10歳)の手によってハッキングから脱し、一命をとりとめたスーパーヒーロー(親子)であることになる。

こうして、小沢一郎の時をはるかに凌駕するスピードでトランプにハマっていき、ついにはこんなことまで言いだす始末。

トランプさん、本当にいい顔していますね。

邪心のない笑顔。

自信に満ちた表情。

楽しみながら世直しをしています。

出るべくして出た傑物。
(『トランプ氏の笑顔。素敵です。』)

トランプの支持者のなかに、こうまで称賛した人間はどれほどいるだろうか?
政策だけでなく笑顔まで称賛しだすと、極端が過ぎて不気味ですらある。

こうしてトランプに心酔したリチャード氏は、劣勢を報じられるトランプ氏のために攻めと守り、二種類の「対ユダヤ金融資本勝利のシナリオ」を夢想したのである。

◆不正選挙陰謀論、ヒラリー逮捕説

守りのシナリオとは、おなじみの不正選挙陰謀論である。
これはトランプが選挙で負けてしまった場合のシナリオである。

リチャード氏の応援する候補が事前の世論調査の段階で有利だったケースはごく少ない。
自らの応援する陣営が不利だとする世論調査を「偽の調査」と騒ぎ、下馬評通りの選挙結果がでれば「不正選挙だ」と騒ぎ、「裏社会の捏造した強引な選挙結果に、世間は覚醒するだろう。感謝」と負け犬の遠吠えをするのがお約束である。

今回も遠吠えをするべく入念な準備をし、リチャード氏は記事をせっせと書いてきた。

しかも今回は候補者たるトランプ自身が不正選挙陰謀論を口にしているついに、トランプ氏自身が「不正選挙」に言及。「投票所でも不正が行われている」と。』、『【オバマ大統領:トランプ氏が唱える「不正選挙」には根拠がないと批判】)。
心強いことであったろう。

根拠や証拠のない不正選挙陰謀論は、自分の考えや願望が選挙結果に優先するという民主主義のルールを否定する考えの発露である。
かつてリチャード氏や田中龍作氏らが生活の党支持者が不正選挙陰謀論を主張した時も、森裕子を代表とする生活の党候補者がその妄想に乗ることはなかった。
この点でトランプは真っ当な政治家と決定的に一線を画している。

ヒラリー不正当選で阿鼻叫喚の事態が!』などの記事では、不正選挙を実施した結果として暴動が発生し、軍や警察もアメリカの支配層を守らず、銃口が彼らに向けられることになると書いている。
”非暴力ネットジャーナリスト”を標榜していながら、民主的な手続きではなく、暴力による政権転覆を心待ちにしているあたり、実にらしさが出ている。

 

そして攻めのシナリオは「ヒラリー逮捕説」である。
ヒラリーが逮捕されることで、トランプが勝利するというシナリオである。
ヒラリーと言えば、私用Eメール訴追の問題がきわめて注目されていたが、リチャード氏はその他にも様々な犯罪をクリントン夫妻が行っているという海外の記事をなんでも丸吞みし、前章で紹介したようなデタラメなヒラリー像が出来上がってしまっていた。
FBIのEメール問題訴追については、ご存知の通り、展開が右往左往し、そのたびにリチャード氏は一喜一憂し、FBIを持ち上げたり下げたりしていた(『FBIがクリントン氏聴取』、『■クリントン氏の訴追求めず 私用メール問題でFBI長官』、『FBI幹部に金を掴ませ、私用メール問題を不起訴にさせ、見返りに昇進させてやったヒラリー。もういい、お前はOK牧場で縛り首だ。』、『FBIの反乱が止まらない。….止まらなくて結構。大反乱してください。 』、『FBIのコミー長官が、最後の最後に99%を裏切ってきましたね。但し、恫喝されたから?FBIの捜査担当夫妻が消されている?◆FBI「結論変わらず」 クリントン氏メール問題で(朝日新聞)』)。

これらの二つのシナリオはいずれも「トランプがヒラリーと選挙で争えば負ける(不正選挙で)」というリチャード氏の「先読み」によるものであり、選挙の勝敗が不正によるものであるかどうかという解釈を別にすれば、リチャード氏のような陰謀論者もそうでない人も同じように考えていたことがわかる。
我々もリチャード氏らも、マスコミのもたらした情報をあてにし過ぎ、踊ってしまった感がついて回るのは否めない。

◆大逆転!

ところが、マスコミの調査結果も、RKの「先読み」も裏切るかのように、トランプは選挙人の過半数を獲得し、勝利してしまった。

この大逆転劇にリチャード氏は大喜び。
自分の”読み”は外れてしまったことはおくびにも出さず、「裏社会の予想以上にトランプ票が集まってしまった」というこじつけでケリをつけたようである(『なぜ、日米メディアは、トランプ勝利を予測できなかったのか?簡単です。ヒラリーの背後の1%は、不正選挙でヒラリーを勝たせる予定だった。だが、トランプ票があまりに多すぎて断念した。(リチャード・コシミズ)』)。

しかし、4年に一度の大統領選挙が2016年に行われることは予定されていたことである。
急きょやらざるを得なかった選挙ならまだしも、準備する猶予は十分すぎるほどあっただろう。

くわえて、『銃規制ができていないことが、トランプ大統領を誕生させた。(リチャード・コシミズ)』の記事によれば、アメリカ市民が銃を所持しており、彼らが暴動を起こせば州兵や警察では抑えきれないので、裏社会はその座を明け渡すしかなかったという説明をしている。

911で自国民を多量に殺害し、天変地異クラスの災害まで自在に起こせる組織の支配者にしては、随分と弱腰なことである。
暴動が起きた都市に人工ハリケーンや人工地震でもぶつけてやれば、鎮圧など造作もないのではないだろうか?

また、「不正選挙の強行で世間は目を醒ます」というシナリオも華麗に書き換えられ、「この大逆転劇に驚いたB層が真実を知ろうとした結果、RK理論にたどり着く」ということになってしまった(『興奮のトランプ氏勝利から一夜明けて。(リチャード・コシミズ)』)。

◆「トランプ大統領」に観た夢

トランプ大統領誕生に世間の反応はさまざまである。
トランプが選挙期間中に放った暴言がそのまま政策に反映されるのではという危機感からデモや暴動を起こす人、暴言はあくまで選挙期間中のパフォーマンスに過ぎず、現実には方針こそ保守的であるもののそこまで過激な政策は行われないという人、トランプの勝利を差別の免罪符のように受け止めている人などの姿が報じられている。

リチャード氏はトランプに希望を見ている。
彼の望む「ユダヤ金融資本から解放された世界」の実現に大きく近づくと考えていることは、大統領選後の記事に良く表れている。

だが、現実がどうなっていくのかはわからない。
記事を書いている時点で大統領選から2週間近くが経過しただけだが、オバマケアに対する方針の修正や不法移民に対する政策など、選挙期間中に比して政策がトーンダウンする可能性を感じさせるニュースは少なくない。

もちろん、それらアメリカ国内の政策はリチャード氏の日常とはかかわりのないものなので、目をそらし続けるということは可能だ。
今後、リチャード氏がトランプをどう評価するのかについては、在日米軍とTPPにかかっているのではないかと思う。
この2つの政策でトランプがリチャード氏の期待を裏切るようなことがあれば、リチャード氏の夢は確実に終わり、トランプは第二の小沢一郎になってしまう可能性はある。

◆理想の世界、理想の日本

また、トランプの政策云々とは無関係に、「アメリカは変わったのに、アメリカの支配によって生まれたはずの、今の日本の政治体制がなんだかちっとも変わらない」という未来はほぼ確実にやってきて、リチャード氏の世界観と大いに衝突するだろう。

リチャード・コシミズ理論では、現在の日本の政界はアメリカのユダヤ金融資本によって作られたということになっている。
(今のところ「悪魔を根絶するために天から送られた英傑」と評される)トランプが政権を握ったのに、今後も自公連立や安倍政権が存続し続けてしまうということになれば、それは明らかな矛盾となってしまうだろう。

では、安倍政権から新政権へと変わった時、リチャード氏は「これで日本の政治はユダヤ金融資本の傀儡でなくなった」と宣言できるのだろうか?
自公はおろか、野党までも「裏社会の作ったBチーム」と評している現在、その可能性は極めて薄い。

トランプ・プーチン・ルペントリオで世界平和へ=仏ルペン氏 』の記事ではタイトル通りの世界平和を思い描いているが、そこに日本がかかわっている様子はない。
、『1%、急激に衰退中。滅亡に向けてまっしぐら。』の記事では「G7で安倍の姿を見たくない。何でしたら、日本を除名してください、トランプさん」などと書いており、日本が世界の中心から離れ隅に追いやられていくことを望んでさえいる。
かつてであれば、小沢一郎の名前をプーチンらと並べ、理想の世界を牽引する日本像を描いていただろうに、寂しいものである。

 

トランプの大統領選勝利は、世の中はどうなるものかわからないものだと私たちに強く印象付けた。
リチャード氏のなかでのトランプ像、あるいはリチャード氏の世界観は今後どのように変化していくのか、楽しみである。


《引用記事》
【「トランプ氏は才能ある」=ロシア大統領(時事通信)】
プーチン大統領が、トランプ氏を賞賛していた。
トランプ候補:「ジョージ・W・ブッシュが米国にいたビン・ラーディン一族を機密に国外に逃亡させた」
日本経済も予定通り大失速中。
トランプ氏の過激で排他的な発言は
トランプ氏“詐欺”疑惑「トランプ大学」 「不動産王が投資指南」宣伝も「ただの自慢話」
トランプ氏の笑顔。素敵です。
ついに、トランプ氏自身が「不正選挙」に言及。「投票所でも不正が行われている」と。
【オバマ大統領:トランプ氏が唱える「不正選挙」には根拠がないと批判】
ヒラリー不正当選で阿鼻叫喚の事態が!
FBIがクリントン氏聴取
■クリントン氏の訴追求めず 私用メール問題でFBI長官
FBI幹部に金を掴ませ、私用メール問題を不起訴にさせ、見返りに昇進させてやったヒラリー。もういい、お前はOK牧場で縛り首だ。
FBIの反乱が止まらない。….止まらなくて結構。大反乱してください。
FBIのコミー長官が、最後の最後に99%を裏切ってきましたね。但し、恫喝されたから?FBIの捜査担当夫妻が消されている?◆FBI「結論変わらず」 クリントン氏メール問題で(朝日新聞)
なぜ、日米メディアは、トランプ勝利を予測できなかったのか?簡単です。ヒラリーの背後の1%は、不正選挙でヒラリーを勝たせる予定だった。だが、トランプ票があまりに多すぎて断念した。(リチャード・コシミズ)
銃規制ができていないことが、トランプ大統領を誕生させた。(リチャード・コシミズ)
興奮のトランプ氏勝利から一夜明けて。(リチャード・コシミズ)
トランプ・プーチン・ルペントリオで世界平和へ=仏ルペン氏
1%、急激に衰退中。滅亡に向けてまっしぐら。
旧RKブログ保存版richardkoshimizu official websiteより)

※今回引用記事として本文中で言及した記事を挙げましたが、2015年12月以降リチャード氏は大統領選に関して200以上の書いており、それらの記事も参考にしています。

独立党のエクソダス

リチャード・コシミズブログが、BIGLOBEを追放された。

当ブログでの多くのリンクが喪失され、大変面倒なことになってしまった。

今回はその件について。

※この記事で貼っている引用記事については、リチャード・コシミズブログがアカウント停止で消失したのちに、独立党の有志の手によって作られたミラーサイトがリンクされています。
ミラー作成時の作業の影響と思われますが、かつてのブログで「richardkoshimizu’s blog」となっていた部分は「dokudaminoheya’s blog」と置き換えられています。

◆今更ながら、名誉棄損とか個人情報とか

もともとリチャード・コシミズブログでは、名誉棄損やら個人情報保護の観点から問題の多かったブログである。

名誉棄損については有名な政治家などにたいする侮辱表現はもちろんのこと、かつての党員を工作員認定した暁には「金、女、薬におぼれて独立党を裏切った」と散々な記事を書かれ、コメント欄ではその波に乗っかる党員たちが宴もたけなわという状態である。
党員の悪口を、それまでの付き合いから得られていた個人情報も駆使してあしざまに書きまくる。
長いこと独立党に嫌がられる立場にいるであろう当ブログの方がよっぽどマシな扱いを受けているといっていいだろう(そもそも、リチャード・コシミズブログで当ブログが話題に上がること自体が数えるほどしかないのだが)。

個人情報については、講演会の後に自分に絡んできた怪しげな人物の名刺をブログで公開したり、RKに直接電話してきておかしなことを言う女性の連絡先の番号をブログで公開したりしていた。
それらの行為に関しては、当然ながらブログを運営するBIGLOBEを通して抗議が寄せられ、個人情報を隠した形で公開しなおすという措置が取られてきた(なかには公開された本人から抗議が来ず、そのまま公開され続けているというケースもある)。

 

◆BIGLOBEからの措置

リチャード・コシミズブログがアカウント停止となったのは、名誉棄損と個人情報公開の両方が直接の原因であり、その両方の行為をBIGLOBEに訴えたのはCHORYO氏やバレバレ氏のようである。
つまり、これは今年になって始まったリチャード氏に対する民事訴訟を引き起こした諍いの延長線上に起きたことである。

名誉棄損に関しては、『「個人名を出して覚せい剤中毒と言っています。名誉毀損されております」』の記事に書かれているが、タイトルの通りのままの訴えがBIGLOBEに寄せられたということである。
同記事の末に赤字で記事の一部を削除した旨の分があるが、RKブログの多数の記事において同じ削除を報告する文章が記載されている。
削除されたのはCHORYO氏に対して書かれた挑発的な文章で、「CHORYO氏は薬物をやってると書かれたのは名誉棄損だから訴えると言っていたが、まだ訴状が来ない」というような内容で、訴状が来ないということはCHORYO氏は本当に薬物をやっているのだ、とほのめかすような内容である。

個人情報については民事訴訟に関する報告をするうえでリチャード氏が公開した訴状が問題となった。
訴状には原告・被告両者の名前と住所が記載されており、この上なく個人情報が保護されていない状態である。
リチャード氏としては、自分のところにきたものは公開してもいいだろうという認識だったのかもしれないが、訴状を被告が目にするのと、訴訟と関係ない不特定多数の第三者が目にするのでは次元が違う。

結局『そんなに焦らないでもいいのではないか? 』において報告がされているが、多量の記事が個人情報公開のため公開停止となっている。

 

◆BIGLOBEへの抗議

CHORYO氏、バレバレ氏らによると思われる訴えをうけ、BIGLOBEは規約に基づきリチャード氏へ訂正・削除の要請をだし、また一部の記事は公開停止の措置をとった。
運営会社としては人権侵害をほう助したかどで訴えられるのなど御免だろうから、法律的な問題が発生する数歩手前でブレーキがかかるように適用できるように規約を設定するだろうし、規約違反が指摘されれば速やかに対応するだろう。

しかし、そんなBIGLOBE側の事情はリチャード氏には関係がない。
リチャード氏はこのBIGLOBEの対応に不満爆発、カスタマーサポートに抗議のメールを送ったという。

今回の大量の一括公開停止措置、大変驚きました。
10年近くの間、BIGLOBEにお世話になり、ほぼ一貫してアクセストップの座を維持している私のブログに対して、このような一方的な措置が取られたのは、今回が始めてです。
公開停止をBIGLOBEに要求したのは、民事訴訟 平成28年(ワ)第1762号にて係争中の相手であり、BIGLOBEが、これらの記事を公開停止としたことにより、重大な裁判証拠が隠蔽されました。
プライバシーの侵害を名目にした「証拠隠し」にBIGLOBEが加担したことになります。裁判案件は、訴状なども原則公開が許されるもので、プライバシーには相当しません。
本件は、当該裁判に重大な影響を及ぼすため、一端は、公開停止を解き、各記事について、具体的にどの部分が第三者のプライバシーを侵害するのか明確にしたうえで、通常通りの措置を経て対応いただくよう、強く要望いたします。各記事から個人名を佐久h所する用意もあります。
本件は、適切なご対応をいただくため、貴社経営幹部にもお願いをさせていただきます。
リチャード・コシンミズ
(『こんなメールをBIGLOBE戸川さんに送りました。 』)

10年間くらいランキングアクセストップとしてやってきた自分に何たる真似だという、ひどく傲慢な書き出しである。
そして削除されたブログ記事は裁判に関わるものだから、証拠の隠匿だとかなんとか書いているが、正直訴訟に使えるとは思えない記事や訴状そのものをアップロードしただけの記事なども入っている(そもそも証拠として提出するなら印刷するのが基本だろう)。
BIGLOBEの経営幹部にも訴えるぞ!と文章を締め、怒りのほどが伝わってくる(実際、社長にメールをしたらしい)。
しかしながら、最後の最後、「コシンミズ」という署名の誤記でオチがつけられている。
リチャード氏には八百万の神がついているらしいが、とりあえずのところのその存在感を見せつけているのは笑いの神である。

続く『2016年8月11日AM5時現在のrichardkoshimizu’s blogの状況です。 』の記事では、改めて自分のブログが注目を集めているのかを掲載し、『BIGLOBEに聞いてみたいことがあったら、↓カスタマーサービスが受け付けてくれるみたいです。』では、党員を煽ってカスタマーサービスにメールを殺到させ、自分のブログが如何に大きな影響力を持っているのか見せつけようとしている。

自分のアクセスランキングの高さ、影響力を誇示すれば、たとえBIGLOBEの会長兼社長といえども平身低頭して措置を撤回するに違いないと思ったのかもしれない。
しかし、アクセス数が多いからと言って、それで規約違反を見過ごすわけにもいかないだろう。
むしろこんな迷惑なことを呼び掛けるユーザーなど、些細な規約違反でもいいからこじつけて追い出したいくらいではないのか?

 

結局、努力の甲斐もなく(実を結ぶとも思えなかったが)、RKはブログは9月7日に閉鎖され、ブログはWordPressへと移動となった。
移転にあたっての引っ越し作業は行われなかったため、過去記事については一時的に消失したが、のちに有志の手によってミラーサイトが作られた(ただし、9月2日までの記事となっており、ごく一部だが残されていない記事もある)。

移転を終え、新デザインのブログを旧ブログよりも読みやすくなったと絶賛し、ミラーサイトの完成に「RK独立党は、無敵です」と喜びのコメントを残すリチャード氏。

実際には、BIGLOBEの利用規約にさえ勝てずに敗走しただけである。

【2016/9/20一部訂正】
リチャード氏がブログ記事の末尾に記載していた挑発的な文章はCHORYO氏に対するものであったため訂正しました。

また、BIGLOBEに記事の削除・訂正等を求めたのが誰なのかについては確証がないため、表現を一部変更しました。
ただ、ブログアカウント停止前にBIGLOBEが削除した記事は、バレバレ氏とCHORYO氏の関わるものであるため、両氏によるものではないかと考えています。


《参考記事》

え、なんだって?意味がよくわからないのですが…..
「個人名を出して覚せい剤中毒と言っています。名誉毀損されております」
はい、個人名を消しました。
また、Biglobeからメールが来ました。凡そ、以下の内容です。
そんなに焦らないでもいいのではないか?
こんなメールをBIGLOBE戸川さんに送りました。
BIGLOBE会長兼社長の 中川 勝博 様に善処をお願いしました。
2016年8月11日AM5時現在のdokudaminoheya’s blogの状況です。
BIGLOBEに聞いてみたいことがあったら、↓カスタマーサービスが受け付けてくれるみたいです。

旧RKブログ保存版 ー旧ブログのミラー

richardkoshimizu official website ー新ブログ

なぜ「ガルパンはいいぞ」なのか

2016年の夏はアニメ「ガールズ&パンツァー」(略称ガルパン)の聖地巡礼として、茨城県東茨城郡大洗町へ行ってきました。

今回の記事はリチャード・コシミズや独立党のネタとは何の関係もなく、ただただガルパンの話。
それも私個人ではこうなのだという話なので、あしからず。

DSC01234 (1) 大洗マリンタワーとアウトレットモール

 

◆ガールズ&パンツァーとは

ガールズ&パンツァーとは、2012年10月より放送されたテレビアニメで、タイトルどおり「美少女」と「戦車」をコンセプトに制作されたアニメである。

「戦車道」という架空の武道がある世界で、強豪校から転校してきた主人公 西住みほが素人ばかりのチームを率いて全国大会優勝を目指すというお話。

アニメはテレビ放映当時から話題を呼び、人気を受けてOVAと劇場版が製作された。
劇場版は2015年11月に公開されて以降、2016年8月現在まで公開している館が存在するほどのロングセラーとなっている(Blu-Rayディスクもすでに発売されているが、それでも劇場まで足を運ぶ人がいる)。

で、私もこのアニメには大いにハマり、テレビシリーズも劇場版も何度見てしまい、今年の夏は大洗に行こう、ということになったのである。

DSC01198 (1) 大洗アクアワールド

◆やっぱりエンターテイメント

今でこそ、Blu-rayディスクにとどまらず、スピンオフ作品やアンソロジーコミック、ムック、ドラマCDと買い集めてほくほくしている私だが、改めてなぜこのアニメを好きになったのかを考えてみると、最大の理由はテレビシリーズのエンターテインメント性の高さに尽きると思う。

敵味方が追って追われてのサンドイッチ状態や、敵に包囲されてしまってからの突破、鉄壁を誇る超重戦車との対決、大将同士の一騎打ちなど、毎試合でエキサイティングな展開が出てくる。
私の場合、3話目までこのアニメをかなり惰性で見ていたところがあったのだが、試合をやるようになる第4話以降、その面白さにハマってしまった。
劇場版は120分あるうちのおよそ90分が戦車戦に注がれており、決戦の地となった遊園地では様々なギミックを駆使した戦法が飛び出し、長さを感じさせないものとなっている。

元々作品のコンセプトとして「戦車」という要素はあるが、私はミリタリーに関してほとんど知識がない。
陰謀論には時々兵器の話が出てくるので、必要に応じて記事を読んだりはしてきているが、陰謀論の世界では出てくるのが大量破壊兵器や超兵器の話が多く、戦車はまず出てこないので、戦車に関して詳しくなることはなく、 「戦車が出てくるからこのアニメを見よう」というような動機はなかった。
ガルパンがここまでのヒット作になるには、たくさんの人間からの支持が必要だが、その中には私の様なミリタリーに疎い人間も大勢いることだろう。

DSC01238 (1) 大洗町役場前、劇場版で「OY防衛線」と呼ばれる地点

◆「戦車道」のエンターテイメント、カタルシス

この、ガルパンの試合におけるエンターテインメント性やカタルシスには、「戦車道」が架空の武道であることが大きく貢献したと思う。

まず「戦車道」が武道、スポーツの一種とくくられており、「特殊なカーボンが戦車の内部を覆っていて、実弾を打ち合っているけど死者が出るようなことはない」という設定が、美少女キャラ達による戦車戦を純粋なエンターテイメントとして守ってくれている。

現実の戦史でドイツ軍がイギリス軍を圧倒した「ヴィレル・ボカージュの戦い」の話や、日本のエースパイロット「岩本徹三」の逸話などは、すごいなとは思うものの、その結果戦死者が出てしまっていることを考えると手放しに賞賛するのは難しい。
「戦車道」はスポーツなので、そういう心配をしなくてよく、素直に歓声を上げられるのだ。

そして「戦車道」のおよそスポーツらしからぬルールの寛容さが、カタルシスを与えてくれている。

弱小チームが強豪校をギリギリのところで倒すという番狂わせによって生じるカタルシスは、スポ根ものの定番と言っていいと思う。
では、主人公らが弱小チームであることを分かりやすくするにはどうしたらよいか。
「敵より味方の数が少ない」が一番わかりやすいだろう。
作中、主人公たち大洗女子学園は公式戦で4度戦うが、第1回戦・第2回戦では5輌対10輌、準決勝では6輌対15輌、決勝戦では8輌対20輌と、数的な不利を常に抱えて試合をしている。
戦車の性能の差で不利さを演出するということも可能だろうが、その場合は見ている人間が戦車に詳しくないと不利さが伝わらない。「数が少ない」という説明に勝る説得力は持たせられないだろう。

もし野球やサッカーなど、一般に存在するスポーツであったら、ルール上こういう展開はなかなかやれない。 
控え選手の層の厚さの違いは仕方ないとしても、フィールドに立つ選手の数が最初から不足していることを現実のスポーツではそうそう容認しないだろうが、「戦車道」ではありなのである。

「戦車道」のルールで視聴者が知っておけばいいのは、相手チームの戦車を全車撃破する「殲滅戦」と、各チームが決めたフラッグ車を撃破すれば残存車両数とは無関係に勝敗が決する「フラッグ戦」の2種の試合形式くらいである。
書き割りを使った欺瞞作戦や、通信傍受などをやっても反則負けにならないという「戦車道」の緩いルールは、観ている人間をあれこれ悩まずに楽しませてくれるのだ。

 

私にとっての「ガルパンはいいぞ」は、詳しく書けばこういうこと。