COVID-19

人類と新型コロナウイルスとの戦いは道半ばであり、医療関係者の方々の努力に敬意を払い、個々人は感染のリスクを下げるべく行動することが望まれている。

リチャード・コシミズはこの事態において水を得た魚のごとくビチビチと跳ね回っており、私はそれを相変わらずのソーシャルディスタンスで観察してきた。

久しぶりに記事を書く今回は、新型コロナウイルスが猛威を振るう状況下における「リチャードコシミズ理論(RK理論)」についてである。

平常運転

1月の終わりごろの時点で言えば、中国における新型コロナウイルスの広がりはまだまだ対岸の火事ととらえられていたところがあり、その点において一般人とリチャード氏との間にそれほど差はなかったように思う。

とはいえ、リチャード氏は世の中の出来事を自分の世界観に当てはめて解釈するのが常であり、そこが(悪い意味での)個性というものである。

1月末の対外債務を履行できない米国DS一味。主債権国の中国の春節の延べ30億人大移動に合わせて、新型コロナウイルスを蔓延させ、中国を混乱に陥れようとしているのか?日米も、ウイルス禍で騒動に巻き込まれるのか?恐らく、DSに目論見があったとしてもうまく運びはしないであろうが。
(『2020.1.23rkyoutube新型コロナウイルスはDS残党の悪足搔きなのか? 動画を公開します!』)

こんな感じでウイルスの蔓延により中国を混乱に陥れる陰謀の可能性を示唆している。

今や世界経済において非常に重要な一翼を担う中国が、ウイルスによって混乱すれば、その影響は世界中に及ぶことは簡単に予見される。
そうなってしまえば、リチャード氏が戦っているはずの敵(ユダヤ金融資本)の資本家、投資家たちが大きな打撃を受けるのは想像に難くない。
後知恵になってしまうが、この後NYでは歴史的な株価の暴落が起きてしまうし、(リチャード氏がユダヤ金融資本が価格を吊り上げるために戦争を起こしたと主張してきた)石油も恐ろしく値下がりしてしまっており、アメリカのシェールオイルを扱う企業では破綻するところも出る始末である。

このウイルス禍が陰謀によるものであるなら、ウイルスによる影響はある程度限定的でなくては意味がないだろう。
日本、中国、ロシア、ヨーロッパ諸国、アメリカ、軒並みの先進国がこのウィルスにより無差別に大ダメージを受けており、誰かが得しているとは到底思えない。

この後もリチャード氏は「安倍晋三が新型コロナウイルスを指定感染症に従っているのは、気に入らない相手を感じゃ扱いして強制的な措置をとるため」(『安倍晋三さん、新型コロナウイルスを「指定感染症」に指定の方向。暴力的運用、悪用しそうですね。』)だとか、「ダイヤモンドプリンセス号には香港籍と身分を偽って乗り込んだ武漢政府幹部の家族のせいで感染者数が増えた」(『ダイアモンド・プリンセスの感染者は、なぜ、こんなに多いのか?DP号の「乗員」がいくらなんでも多すぎないか?答え解りました。』)とか「ダイヤモンドプリンセスではイスラエル人がウィルスをまいた?」(『ダイヤモンドプリンセスのイスラエル人15人』)とか、方向性の定まらないデマ拡散者としての仕事をしてきた。

その潮目を変えたのはアビガンである。

アビガンに賭ける

リチャード氏が新型コロナウィルスに対するアビガン(ファビピラビル)の有効性に着目したのは、2月1日というかなり早い段階である(『2020.2.1rkyoutube新型コロナウイルス戦争4 動画を公開します。』)。

アビガンは富士フィルムで開発された国産の薬であり、これがユダヤ金融資本が作ったウイルス(RK理論ではエイズも人工的なウイルス兵器である)を治すことができるというのであれば、「優秀で正しき魂を持つ民族である日本人が、その力で悪しきユダヤ人の野望を打ち砕いた」というリチャード氏垂涎の物語に昇華できるので、ほんのかすかな記事でもアビガンの名前が出れば飛びつくのは少しも不思議ではない。
今回のウイルス禍より以前にも、アビガンがエイズに対して有効性であることにリチャード氏は注目していたことがあるので、アビガンの名前にもいち早く反応できたということもあるだろう(『スペインでも!:エボラ感染看護師が快方に、日本の薬投与と報道』、『やはり、富山化学の新薬が、エボラの特効薬だということは「報道させない」ようですね。』、『エボラ騒動はユダヤ米国を国家破綻の危機から救わない。』等)。

このアビガンという「武器」を手にしたリチャード氏は、とにもかくにもアビガンが新型コロナウィルスに有効であるという論を張っていく。

まだこの時点では日本での新型コロナウィルス感染者はそれほど出ておらず、すでに大勢の感染者が出ていた中国でアビガンの有効性を試験しているのに過ぎない段階だったのだが、RK理論の中ではアビガンが新型コロナウィルスを治療できるということになってしまっていた。

アビガンの有効性を主張し、テレビでアビガン開発者の白木教授が出演したり、あるいは情報番組でアビガンについて言及されれば紹介しながら(『白木教授:「新型コロナウイルスにはアビガンが効く。」』、『岡田教授:「アビガンを使ってほしい!」@羽鳥慎一モーニングショー』、『羽鳥慎一モーニングショーといえば、影響力大。そこでアビガンを認可しない厚労省に大苦言!』)その一方でアビガンの存在を隠匿する陰謀が働かれていると主張もしている(『中国政府が、新型コロナ対策に、アビガンのジェネリックを生産開始!日本政府は相変わらず何もしない愚鈍集団。』、『安倍一味は、抗エイズ剤の臨床試験をやって見せて、アビガンを採用しない理由にするそうです。』)。

リチャード氏はアビガンの有効性が浮上してきて以降は、新型コロナウイルスそのものに関する陰謀よりも、治療薬としてのアビガンを隠ぺいする陰謀があるということを熱心に主張している。

アビガンが国産の薬品であること、また世間に知られていない「真実」を自分たちだけが知っているという優越感がリチャード氏を強く動かしたのではないかと推察される。

独立党のリテラシー

リチャード氏は世間よりはいくらか早くアビガンに目を付けた。
では、リチャード氏に医学に対する先見性があったのかといえば別にそうではない。
彼がアビガンを推したのは、アビガンが日本産まれの薬であったからである。
民族主義者であるリチャード氏にとって、日本人の開発したものが世界的な災厄を取り除くというエピソードが素晴らしいものだからアビガンを取り上げただけである。
リチャード氏は過去にSTAP細胞や千島学説など、国産のニセ科学にコロコロとに引っかかってきたが、アビガンに注目した動機もそれらと一緒なのである。
もはやなかったことにされていそうだが、リチャード氏と独立党員たちは『新型コロナ:漢方、侮るべからず。』という記事で胡散臭いタンポポ茶に引っかかっているが、理由は「アビガン開発者の白木教授がほめていたから」というだけでコロッと騙されてしまっているのである(今のところ動画で確認できるのは、タンポポ茶の開発者と白木教授が対談している姿だけであり、本当に白木教授がタンポポ茶が新型コロナに効果があると明言したのか定かではない)。
彼らはその程度のリテラシーしか持ち合わせておらず、アビガンが新型コロナウィルスに有効であることを早期から主張してきたことは単なるまぐれ当たりに過ぎないのだ。
もし、後の研究でアビガンには偽薬以上の効果がなかったという結果に落ち着いたとしても、そのときは「アビガンの有効性を隠匿する陰謀が働いた」という陰謀論に逃避するのは想像に難くない。

巨悪との戦い方

安倍政権がアビガンの有効性を隠ぺいし、新型コロナウイルス問題を収束させまいとしている、というリチャード氏。

世界中にウイルスを蔓延させ、数万もの人間を死に至らしめる巨大な陰謀に対して彼が新たに起こしたアクションは、Tシャツとバッジの販売である(『「アビガン下さい」T-シャツを販売します。』、『「アビガン下さい」缶バッジを販売します。』)。

複数枚、お買い上げいただき、知人友人とお揃いで着用して、世の中の啓蒙活動にご活用ください!」などとブログ内で書いているが、緊急事態宣言で不要不急の外出自粛が求められている状況下では、シャツやバッジを他人に見せつける余裕はないということも想像できなかったのだろうか?

「複数枚お買い上げいただき」という文言にリチャード氏の商売っ気が透けており、これまで彼の言葉に熱くなっていた党員にもシラケた人がいたんではなかろうか。

訪れた陰謀論ピークアウト

リチャード氏は、アビガンが新型コロナウイルスに対して有効であるという事実を言い当てることに成功したように見える。
リチャード氏にとって素晴らしい展開が訪れたように見えるが、実のところこの瞬間こそがアビガン隠ぺい陰謀論のピークであり、この先はウイルス禍と同様に収束していくだけである。

アビガンが新型コロナウイルスに対して有効であればあるほど、「アビガンは隠蔽される」というリチャード氏の陰謀論を否定するような世の中の動きが訪れてしまう。
4月の緊急事態宣言の会見において、安倍晋三はアビガンの有効性について着目していることを明言していたし、いまは5月中の承認に向けて動いている。

「アビガンは新型コロナウイルスの治療に有効である」という話は世間の常識となりつつあり、リチャード氏の築いてきた優越感は遠からず失われるだろう。
もはやアビガン隠ぺい陰謀論は陳腐化しつつあり、この先も「アビガンが隠蔽される」と主張し続けていたら、見向きもされなくなってしまう。

リチャード氏が新たに保険金殺人ネタを持ち出したのも、新奇なネタを投下して自分が他者より先を走り続ける必要があるからだろう(『保険金殺人業界の皆さん、お疲れ様です。』)。

陰謀論者は「隠された真実」を訴え続けるが、ひとたびその「真実」がまぐれ当たりで常識となってしまえば、優越感を守るために新たな「真実」を起こさなくてはならなくなる。
本当のところ、彼らにとっては「世間に見向きもされない真実」を繰り返し唱え続ける方が楽なのではないだろうか。

(おまけ)抹殺されるレムデシビル

アメリカ最初の新型コロナウイルス感染者が、エボラ出血熱の治療薬レムデシビルを投与したところ、ウイルスが消滅したとのこと。

面白い情報ですね。開発したギリアド・サイエンシス社さん、DeepStateに襲撃されないよう防衛してくださいね。

実は、富山化学のインフルエンザ治療薬「アビガン」も、エボラ出血熱患者に投与して快癒した複数実績があるわけで、同じような機序でレムデシビルにも効果があるのかも。(単一細胞内でのウイルス遺伝子の複写を阻害?)

今回のウイルスが、DSによるBC兵器であるなら、この特効薬発見のニュースは、米ユダヤメディアなどが難癖をつける、必死に黙殺するなど、面白い反応が見れると思います。

レムデシビルを潰されてもいいように、アビガンを表に引っ張り出す努力を!情報、感謝。
(『エボラ出血熱治療薬で、米国最初の新型ウイルス患者のウイルスが消えた!』)

米国最初の新型コロナウイルス患者(中国武漢由来)が、エボラ治療薬レムデシビルの投与で回復したという。

事実なら、世界に広がった疫病の即席の解決策になる。だが、この騒ぎの背後にいる黒幕は、レムデシビルの「抹殺」に奔走するかもしれない。まだ、どんな展開になるか不明な点も多い。アビガンを担ぎ出す必要性は消えてはない!
(『2020.2.3rkyoutube新型コロナウイルス戦争6 抗ウイルス薬レムデシビルで新型コロナウイルスは消えるのか! 動画を公開します。』)

2月ごろにはこんなことを言っていたリチャード氏だが、4月になるとこんな感じである。

「レムデシビルでアビガンを圧倒せよ!」大作戦!

何が起きているのか?

●中国経済の破壊を目的に始めたDSのウイルス攻撃。効果は限定的で、1-3月のGDPはー3.7%。既に回復基調。
●トランプ失脚・世界恐慌呼び込みに目的を修正。
●コロナ禍を拡大継続するために特効薬アビガンを封印する必要が。
●アビガンの効果と安全性を中国が認めたため、一気に世界中がアビガンに注目した。(DSの計算外。)
●アビガンが実力で世界に浸透し始めた!ドイツで!ウクライナで!エジプトで!イランで!ロシア、米国でも!
●日本製のアビガンに「標準治療薬」の座を与えたくないDS裏社会。アビガンが主要国で「良好」と認定され、採用決定される前に手を打ちたい。
●米国でもアビガンの第3相試験が!
●アビガン副作用捏造隊・兼・レムデシベル不正選定推進隊を結成。国連・WHO・米国ファウチ長官・(厚労省)・(安倍一味)・国立国際医療研究セ・国立感染症研・日本医師会・政府の諮問委員・某ノーベル賞学者・某都知事・似非右翼・創価学会・統一教会・Qナントカなどが、「アビガンを中傷」「アビガン以外」を推して暗闘中。
●富士フィルムの国内第3相試験を6月末まで掛かることにした。アビガンの正式採用を先延ばし。副作用捏造でさらに遅延させるか?
●アビガンの原料を中国が抑えている・原料の国内生産再開(デンカ・カネカ)に時間が掛かることを理由に生産を遅らせる。
●一方で、レムデシベルの第3相治験を超法規的措置で終わらせ、無理やり4月中にも「承認」にもっていこうとしている。だが、中国の治験結果が大幅な遅れ。
●レムデシベルには、治癒率の低さ、副作用の多さの問題。価格暴騰の恐れも。(高くして買えないように誘導?)日本で使用するには、早くても年内。「点滴」も問題。
●アビガンもレムデシベルも日本では使えない状態にして、日本のパンデミックを実現。
●先にレムデシビルが「世界標準」になったので、アビガン採用は見送ると安倍が決定?
●アビガンの備蓄70万人分は、50か国の要望で無料配布したことで、足りなくなり、正式承認後国内向けには足りなくなったと言い訳の予定。「足りないから使えない。」というために菅と茂木が各国に配布。
●「レムデシベルは結局は使えなかった。」「やっぱり、アビガンしかない。」と分かった時点では感染者が増えすぎて、「いくら生産しても後の祭り」状況となる。
●世界恐慌・世界戦争へ
(『2020.4.18kyoutube新型コロナウイルス戦争65動画を公開します。』)

何人死んだのか?
レムデシベルの治験を始めて、急に死者が増えていませんか?大曲先生、このまま放置するとレムデシビルで死ぬ人が。。。。そうなったらの話ですが、だれが責任を取るのですか?
(『レムデシビルで何人死にましたか?』)

安倍一味が、切羽詰まって禁じ手奥の手を使ってきました! これは、騒ぎになります!
レムデシビルの中国での治験結果が悪かったので、このままではレムデシベルは脱落し、アビガンに「標準治療薬」の座が行ってしまう。まずい!
そこで、無理やり、レムデシベルを厚労相の権限で「特例承認」して、強引に臨床で使わせる。
当然、アビガンにも「特例承認」を求める大合唱が起きるが、ひたすら聞こえないふりをする。
こんな茶番が通用するとでも思っているのか、馬鹿どもは。これで、たくさんの重症者が死ぬことになる。(それが目的か?)
(『安倍一味がレムデシビルを特例承認して、無理やり臨床で投与して、大量殺人を行うようだ。』)

大将はアビガンという日本生まれの薬がかわいいあまり、外国生まれのレムデシビルをなじらずにはいられなかったのだろう。

かわいそうなレムデシビル。


《参考記事》
今回のウイルス禍に際して、うんざりするほどたくさんの記事がRKによって書かれていますので、ここに挙げるのは今回引用したものに限ります。

2020.1.23rkyoutube新型コロナウイルスはDS残党の悪足搔きなのか? 動画を公開します!
安倍晋三さん、新型コロナウイルスを「指定感染症」に指定の方向。暴力的運用、悪用しそうですね。
ダイアモンド・プリンセスの感染者は、なぜ、こんなに多いのか?DP号の「乗員」がいくらなんでも多すぎないか?答え解りました。
ダイヤモンドプリンセスのイスラエル人15人
2020.2.1rkyoutube新型コロナウイルス戦争4 動画を公開します。
スペインでも!:エボラ感染看護師が快方に、日本の薬投与と報道
やはり、富山化学の新薬が、エボラの特効薬だということは「報道させない」ようですね。
エボラ騒動はユダヤ米国を国家破綻の危機から救わない。
白木教授:「新型コロナウイルスにはアビガンが効く。」
岡田教授:「アビガンを使ってほしい!」@羽鳥慎一モーニングショー
羽鳥慎一モーニングショーといえば、影響力大。そこでアビガンを認可しない厚労省に大苦言!
中国政府が、新型コロナ対策に、アビガンのジェネリックを生産開始!日本政府は相変わらず何もしない愚鈍集団。
安倍一味は、抗エイズ剤の臨床試験をやって見せて、アビガンを採用しない理由にするそうです。
新型コロナ:漢方、侮るべからず。
「アビガン下さい」T-シャツを販売します。
「アビガン下さい」缶バッジを販売します。
保険金殺人業界の皆さん、お疲れ様です。
エボラ出血熱治療薬で、米国最初の新型ウイルス患者のウイルスが消えた!
2020.2.3rkyoutube新型コロナウイルス戦争6 抗ウイルス薬レムデシビルで新型コロナウイルスは消えるのか! 動画を公開します。
2020.4.18kyoutube新型コロナウイルス戦争65動画を公開します。
レムデシビルで何人死にましたか?
安倍一味がレムデシビルを特例承認して、無理やり臨床で投与して、大量殺人を行うようだ。

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