マイナス300点の小沢一郎

まあ、プライベートが忙しいだ、モチベーションが出ないだので、全然ブログの更新自体はやってこなかったのだが、相も変わらずウォッチング自体は続けてきていたのである。

前回の更新から1年近くたってしまっているが、ここにきてまた書きたいなと思えることがあったため、今回記事にさせていただく。

昨年7月の党ブログ更新時点ではリチャード・コシミズブログはビッグローブを追い出されて、ワードプレスに移行していたのだが、それも昔の話。

現在はエキサイトブログへと移行しているのだが、ワードプレスからアメブロに移り、そこからさらに追い出されてのエキサイトブログである。

かつてデザイナーの手によって見栄えのするHPを持っていたリチャード氏も今やネット上で住所不定となってしまった。エキサイトブログはいったいどれだけ持つのやら。

まあそれよりなにより、今回書きたいと思ったのは、リチャード氏の脳内における小沢一郎に関する評価についてである。

◆小沢株、上がって下がって

かねてより注目してきたが(もう何年越しになるのやら)、リチャード氏の中での小沢一郎像の変遷は実に興味深く、当ブログで古くまとめたのが『小沢評価変遷の歴史』である。
この記事では、かつて陰謀組織の手先だった小沢一郎が国士へ祭り上げられていく様を追っていった。

その後リチャード脳内市場における小沢株は爆上げ、黄金期を迎えたのが『リチャード小説を読んで【番外編】:『12・16不正選挙』』である。
小沢一郎を讃えるために1冊の本を出したといっても過言ではなかった。

こののち、リチャード氏らは不正選挙陰謀論を唱えて選挙無効を求める訴訟を各地で展開したものの、それに対して国民の生活が第一は全く関心を見せないという現実の前に失望したリチャード氏は、小沢一郎に対する見解を再び元に戻し、裏社会の一員として再び収まることとなっていったのである。

小沢一郎に失望し、リチャード氏が日本の政治全般への期待を持てなくなっていったのが2014年ごろ。
しばらく国内の政治に対する不信が続いていたが、今では立憲民主党の枝野幸男に気持ち悪いくらい傾倒しているという状況である。

そしてこの度、なんとなく見てしまった『リチャード・コシミズ独立党岩手北上講演会2019年5月25日ツイキャス配信録画 1/2』において、リチャード氏は小沢一郎についてこんな風に語っているのである。

国会議員は変なのばっか。
60点あげられるのは小林興起くらい。

小沢一郎なんかマイナス300点!
ひどい奴だよあれは、
あの人岩手だったね。

あの人、実はすごいワルなんです。
どういうワルかっていうと、生活の党ってあったでしょ?
あんとき、生活の党として小沢さんが連れて外に出た人たち、100人くらい議員さんいたんだよ。
その次の選挙でどうなった?
ほとんど全員落選してしまった。
で、生活の党、なくなっちゃったじゃないですか。
小沢さんは、それをやるためにわざわざ生活の党を作ったんです。

小沢さんの役割は、国会からまともな議員100人を消すこと、
ばっちりやったじゃないですか。
結果として、今ね、まともな議員さんはね、本当はゼロになるはず。
ところがね、小池さんがドジを踏んで。

小池さんは「希望」とかいうのを作って、その希望にはね、自分の選んだ民進党の議員だけを受け入れますよという話をした。
そうすると、認定もらえなかった議員がいっぱい出たわけ、その筆頭が枝野さんだった。

枝野さんは「どうしようかな?」と思った。
「じゃあ、しょうがないから無所属で一人だけ立候補して、選挙に臨もうかな?」って思ってたんだって。
そしたら枝野さんの支持者からね「なに言ってんだよ。あなたさっさと政党作りなさいよ」という風におしりに火をつけられて、
枝野さんは仕方なくて、しょうがなくて3泊4日で立憲民主党作っちゃった。

その結果、立憲民主党、すごく数が増えて。
で、立憲民主党に、要するに小池さんから拒否された人、
つまり、「小池さんが拒否した=まとも」な議員です。
まともな議員ばかりを、小池と、前原と安倍晋三が三人で、まともな議員だけを排除してくれた。
排除された議員が全部集まって立憲民主党を作った。

立憲民主党こそがまともな議員、まともな政党となっちゃったわけ。

だから、小沢さんは「こりゃあまずい」と。
じゃあ今度は、立憲民主党に入り込んで分解さしてやろうとしたんだけど、枝野さんが小沢なんか入れるわけないじゃない、馬鹿じゃないんだから。
排除しちゃう。

それで小沢さんは国民民主党に行って、国民民主党を自民党にくっつけようとしてる。

小沢さん、ワルです。
正直いってとんでもないワルです。

なによりすごいのは、小沢一郎が大勢引き連れて生活の党(正確には「国民の生活が第一」)をつくったことを陰謀としてしまったことである。

あの当時の小沢一郎の行動がすべて陰謀の一端であったとするなら、その小沢一郎を絶賛して国士と祭り上げて応援した挙句、陰謀によって「ほとんど全員落選」を達成した小沢一郎のために不正選挙陰謀論を唱えて裁判を起こしていたRKは最高のピエロでしかなかったことになってしまうのに、である。
党員から金を集めて本をだし、党員を不正選挙の喧伝に駆り立てた自分はいったいマイナス何百点なんだ(不正選挙のPRで許可なくビラをまいた党員には警察に捕まった人までいる)。

あの一連の出来事はもはやなかったことにでもなってしまったのだろうか?

今の独立党に当時のことを覚えているメンツがいないのであろうか(まだ10年も経っていないんだけど)?
それとも、そんなこと考えるような能のある人間は残っていないということなのであろうか?
それともこれは自らへの忠誠心を試す篩なのだろうか?

独立党員は試されている(かもしれない)。

ちなみに今回の謎の評定で60点もらえた小林興起は、現在、天木直人、黒川敦彦と共に新政党「オリーブの木」を立ち上げている。
天木直人といえば(私の中では)911陰謀論の人だし、黒川敦彦といえば(私の中では)加計学園問題で頑張ってた陰謀論者である。
枝野幸男に失望したら、今度はここにとり憑けばいいのではないだろうか?


《参考動画》
リチャード・コシミズ独立党岩手北上講演会2019年5月25日ツイキャス配信録画 1/2
後半の動画では地球温暖化とか語っています。どうでもいい。

小林興起氏が政治団体設立=参院比例に天木元大使ら

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