独善

犬丸勝子氏の死を知ったリチャード氏が、犬丸勝子氏が暗殺されたのではという疑惑を騒ぎ立て、元党員を誹謗するのに利用したのは2月のことである。

3月には妹であるミツカ氏によって、犬丸氏のお別れ会が催された。リチャード氏はどうやら出席しなかったようだが、党員は会場でミツカ氏に自分たちに都合のいいように話を吹き込もうとしていた。

そして4月、リチャード氏は架空の小説を通して犬丸勝子氏・ミツカ氏を攻撃しだした。

今回はこの目まぐるしい展開について紹介。

◆きっかけ

こんな事態になった原因は、リチャード氏とミツカ氏との間にあると判明した記憶の食い違いである。

リチャード氏は、『鮮邪erさんの爆弾発言!?:犬丸御姉妹お二人に、ドリンクバーの「お茶」を入れて持って来たそうです。それを飲んでから、お二人とも体調が悪くなった….ガクブルです。』という記事で、過去に犬丸姉妹が工作員によって狙われたことがあるというストーリーを描きだし、「暗殺疑惑」が真実であるという補強材料として利用した。

だが、この記事の中の犬丸姉妹が狙われたと思しき飲み会にはリチャード氏もいたという記述が問題となった。
「そんなチャンスがあるならリチャード・コシミズの方が殺されててもおかしくないんじゃない?」とか「リチャード・コシミズはそんな場面に気付かず見逃していたのかよ」とかいう話ではない。
リチャード氏が過去にミツカ氏のことを「会ったことも話したこともない」(『犬丸さん、亡くなられました。』)と書いていたことと食い違ってしまっているのである!

……いやまあ、正直いってそれほど問題があるとも思えない。
普段からデタラメな発言ばかりのリチャード氏の数年前の飲み会に関する記憶が若干間違っていようが、どうということはないというのが私の感想である。
犬丸姉妹がそろってリチャード氏の講演会や飲み会に出席していたとしても、リチャード氏にとって重要なのは不正選挙陰謀論を掲げて選挙に出馬した姉の勝子氏である。
妹のミツカ氏のことが印象に残っていないということは十分ありうると思う。
どうしても白黒つけないと前に進めないような食い違いではないし、つけるとするなら記憶違いを一言謝罪して訂正すれば済む程度の話だ。

だが、リチャード氏はこの食い違いを大きく問題視し、『疑問』という記事で、当時の懇親会に出席した党員に犬丸姉妹が出席していた覚えがあるか報告を求めている。

これをきっかけに、以前よりミツカ氏に「嫌われていた」と自認していたリチャード氏のミツカ氏に対する敵対感情は決定的となったといえるだろう。
リチャード氏とミツカ氏との間に挟まれ伝言役をしていた党員も巻き添えで現在は工作員扱いされつつある。
取材対象と信頼関係を築けないために自ら話を聞くことができないジャーナリストのために骨を折ったというのに悲惨である。

◆仄めかされる企業保険金詐欺、助成金詐欺

リチャード氏はかなりの期間、ミツカ氏にたいする態度をうやむやにしていたようにおもう。

お別れ会までのことを書いた前回の記事では触れなかったが、犬丸氏が保険金目当てで殺害された、というようなことを仄めかす記事はお別れ会以前より書いていた。
ここで主に登場したのは会社保険である。

企業が社員へ会社保険を掛けて詐取している、というのはリチャード氏の鉄板ネタである。
リチャード氏の著書『小説「魔界」』は、「リチャード・コシミズ」を名乗る以前の、輿水正氏が自らの勤め先で保険金殺人を看破した(と自分では信じ込んでいる)体験を基に書かれている。

最初からリチャード氏が全力でミツカ氏を攻撃する気ならば、別に企業保険のネタでなくてもいいはずである。
なぜならミツカ氏は犬丸氏の妹であり、遺族として個人で加入できる保険の受取人になれる立場だからだ。
ミツカ氏を攻撃する意図が最初からあるなら会社保険のネタを持ち出すまでもないのだが、犬丸氏が亡くなって間もない時点ではミツカ氏が自分にとっての敵か味方かわからなかったので、会社保険にしたのだろう。
会社保険であれば、保険金の恩恵を受ける人間がミツカ氏以外の会社の誰かだった、というシナリオ変更でミツカ氏を無罪放免にすることもできるからだ。

しかし、結局リチャード氏はミツカ氏を敵として認識し、ミツカ氏らの会社そのものが犯罪に走っていたかのような記事を書き始めた。
犬丸氏の経営する介護施設に介護のために必要な機能が備わっているか疑問があるかのように仄めかす記事や、公的補助を詐取するために介護施設をでっち上げたかのように書いた記事も公開したのである(『福岡市博多区の通所介護(デイサービス)施設です。』、『順不同で備忘録(^-^)』、『介護事業所を開設すると、様々な公的補助を受けられるようです。』)。

そしてついには『猫角家の人々』という妄想小説を書き始めた。
長らくのウォッチャー諸氏にとってはもはや常識だろうが、リチャード氏は敵対した相手を小説の中で徹底的にこき下ろして自らの心を慰めるのが大好きなのである(当ブログの品位に関わるので、このくらいの表現にとどめておく)。
この小説はまだ完結していないが、今のところのあらすじを書けば、「猫角克子」「猫角蜜子」の姉妹が親の保険金を手に入れたことに味を占め、いろんな保険金詐欺や助成金詐欺を働くというものである。
同シリーズは(「超短編」とうたっている割に)現時点で11話も書かれているが、これだけの説明で済んでしまうくらい内容は薄い。
やたらと具体的な犯罪手法の説明と、似たような話の繰り返しでなぜか話数だけを重ねている。

妄想小説に猫角姉妹の悪事を書き連ねることでリチャード氏は留飲を下げているのかもしれないが、結果としてミツカ氏のみならず故犬丸勝子氏の名誉や感情を傷つけていくことになるということにはもはや考えが及んでいない。
そしてかつて彼女を応援していた自らの体面にも傷がつくことになるのにも気づいていないのだろう。

私の予想では、「猫角家の人々」は保険金・助成金詐欺のエピソードの後、「克子」が 不正選挙という巨悪を追及するために自ら選挙に立候補し、せっかくの詐欺行為で集めた金数百万円を散財するという展開になると思う。その可能性が非常に高い。
そして東京在住の、巨悪を暴く知的精鋭集団のリーダー「K」が、猫角姉妹を詐欺師と見抜けずに共闘し、自らの講演会でマイクを握らせ、街頭で応援演説をするというストーリーになるのではないだろうか。
あくまで個人の予想であるのであしからず。

 

故人の生前の活動を称賛し、彼女の死を暗殺疑惑ではないかと騒ぎ立てた人間が、今では故人の経営していた会社が詐欺を働いていたかのような流言を振りまいている。

一見して奇妙に見えかもしれないが、そんなことはない。
前回の記事『冒涜』の終わりにも書いたとおり、リチャード氏の一連の振る舞いは、最初から最後まで自分のためだけなのである。

金目当てで人の命を奪う保険金殺人が行われたと、リチャード氏は言う。
だがそこに証拠はない。
たしかなのはリチャード氏が自尊心のために人の名誉を毀損しているということだけである。


《参考記事》

犬丸勝子暗殺疑惑。「赤の他人がわざわざ「病死」を強調する内容をあちこちのSNSに書き込んだりしたら、普通は何かあると」。
鮮邪erさんの爆弾発言!?:犬丸御姉妹お二人に、ドリンクバーの「お茶」を入れて持って来たそうです。それを飲んでから、お二人とも体調が悪くなった….ガクブルです。
鮮邪erさんのレポートです。….家族、身内でもないのに、何で、 犬丸勝子 は、「病死」「自然死」だと知ってんの?
裏社会の朝鮮悪要員さん、犬丸暗殺疑惑追及を阻止するための脅迫、恫喝行為、誠にご苦労さんです。お疲れさま。(^-^)
犬丸勝子暗殺疑惑:深い意味はないそうです。そうですか。
「生命保険の実態は恐るべき世界です」
疑問
犬丸勝子暗殺疑惑:さて、どうなったのかな?
勿論、足もみん(チューリップ)本人も、「死刑」になるかもしれない。….のだそうです。
福岡市博多区の通所介護(デイサービス)施設です。
朝っぱらから、突然、こんな話ですいません。
順不同で備忘録(^-^)
経営者保険と団体保険
朝鮮悪裏社会が恐れているのは、やはり、「保険金殺人ネットワークの発覚」
警察関係者・メディアの方へ
せんじゃーさんに質問できる!
正解ですね。
薬物中毒に関する専門知識、現場の知識、ありがとうございます。
介護事業所を開設すると、様々な公的補助を受けられるようです。
超短編小説「猫角家の人々」その1
超短編小説「猫角家の人々」その2
超短編小説「猫角家の人々」その3
超短編小説「猫角家の人々」:その4
医療分野以外でご活躍の医師の皆さんについて。
超短編小説「猫角家の人々」:その5
超短編小説「猫角家の人々」その6
親族間殺人。そして、保険金詐欺。
超短編小説「猫角家の人々」その7
人生賢く生きるための豆知識コーナーです!….成年後見人詐欺。
被害続出!「成年後見人」弁護士に認知症老人の財産が狙われている
素晴らしい弁護士さんがいたんですね。
弁護士が余っているんですね。弁護士の不祥事も激増中です。
へー、交通事故後遺症の認定を得意とする弁護士事務所なんてあるんですね。
超短編小説「猫角家の人々」その8
超短編小説「猫角家の人々」その9
超短編小説「猫角家の人々」その10
超短編小説「猫角家の人々」その11

コメントを残す