忙しい人は最後のまとめから読んでください

8月9日に書いた『維新新進党と「博士」』について、当該記事に鈴木氏自身からのコメントをいただいていましたが、それとはまた別に佐野氏のブログ「フリーエージェント世界革命を提唱するフリーエージェント大学ロシアの有名人・ドクター佐野千遥教授」において、指摘・反論がありました。
Zingoroh鉄人堂妄語録氏の私に対する非難の勇み足1!ロシア・スミルノフ学派Dr佐野千遥
Zingoroh鉄人堂妄語録氏の私に対する非難の勇み足2!ロシア・スミルノフ学派Dr佐野千遥

また、鈴木氏のブログ「維新新進党公式ブログ・維新新進の心」においても佐野氏の文章+鈴木氏の見解がでています。
こちらの内容は『維新新進党と「博士」』に寄せられている鈴木氏の2つ目のコメントとほぼ同じです。
とあるブログについて

 

◆佐野氏の記事について

最初に断っておくべきことは、記事の中で「Zingoroh鉄人堂妄語録氏(Twitter ID: bekkoame00)」という紹介をされていますが、わたしはTwitterアカウントをもっていません。どなたか別の方のアカウントです。

 

まずはセントクレメンツ大学の認定について、アメリカでの認可を受けていないが、第三世界のいくつかの国で認定を受けているという点について書かせていただきます。

この話は確かに嘘ではありません。
私の調べた限りでは、ニウエ、タークスカイコス諸島といった南の島や、暫定ソマリア政府、ザンビアといった発展途上国で認定を取っているようです。
先進国ではスイスでとっているような情報もあるのですが、スイスで認定を受けている科目がビジネス系のいくつかに限定されているようです。
この他、テキサス州の否認定校リストによれば、オーストラリア、ボツワナ、ガーナ、ウガンダ、ナミビアといった数か国が「Loction」として挙げられており、これらの国でも認定を取っている可能性があります(ただし、Wikipediaの記事によれば、オーストラリアでは上院議員によって”Degree mill”と指摘され、議論になっているようです)。

ですが、アメリカのオレゴン州やメーン州での認定を受けていないということは以前の記事で言及したとおりですし、テキサス州の否認定校リストにも掲載されています(テキサス州のリストには「Institutions Whose Degrees are Illegal to Use in Texas」と明記されている)。
くわえて、佐野氏自身が書かれた『エントロピー単調増大現代科学テクノロジーの残虐性と堀江様へ学位取得提言。ロシアの有名人佐野千遥』の記事においては「このセント・クレメンツ国際大学は未だ日本の文部科学省に認定されておりません」と書かれているので、セントクレメンツ大学が日本での認定も受けていないということは、佐野氏自身も認めているところで間違いないでしょう

日本やアメリカ、オーストラリアといった先進国で公式に認められておらず、南の島やアフリカの発展途上国でしか通用しないという学位にはどれほどの価値や重みがあるのでしょうか?
佐野氏は東京大学出身とのことですが、東大で取得された学士号についてはアメリカでもどこでも通用するでしょうし、「東京大学出身」と名乗ることには異存はありません。
当然ながら東京大学の分校がアメリカにないからといって、アメリカの非認定校リストに載ってたりはしません。
しかし、日本で認められていない教育機関で取得した博士号をもとに日本国内で「博士」を名乗るのは不適切でしょう。
名乗りたければザンビアやソマリアなど、セントクレメンツ大学を認定している国の中でどうぞ。

それともう一つ。
2001年にセントクレメンツ大学で数理物理学の博士号を取得したというのは本当でしょうか?
同大学では博士号を取った卒業生リストが公開されていますが、そのリストには「教育」「法律」「財務管理」「経営」「イスラム哲学」「哲学」「文学」といった文系の学科しかありません。
佐野氏は2001年卒業の文学博士として記載されていますね。

Dr Chiharu Sano has been awarded a Doctor of Letters degree from St Clements University.

文学の博士号しか取っていないのに、プロフィールに「2001年 英国系セント・クレメンツ大学で数理物理学の博士号取得」と書くのは不適切だとおもいます。

 

あと、ウィットフィールド大学についてですが、書かれている内容について疑問を感じざるをえません。
通信制の大学で、イギリスでは教育活動をしており、最近アメリカでも認定されたオンライン博士号コースがあるとのことですが、それらしいサイトの存在が確認できません
記事中にリンクを貼っていただければよかったのですが、リンクもありませんでしたので「wittfield university」、「whitfield university」などの語で検索をかけてみてもたいした結果が出ません。
唯一「Wittfield University, online degrees Bachelor’s, MBA Master’s PhD 」というサイトは見つかるのですが、プログラムの学費について書かれたページだけで、他の項目はクリックしても何も表示されない状態です。
この学校は本当に現在活動しているのでしょうか?それともスペルが違うほかの学校でしょうか?

 

次に佐野氏が「Zingoroh鉄人堂妄語録氏の私に対する非難の勇み足2!ロシア・スミルノフ学派Dr佐野千遥」において、示しているウェブサイトについてですが、これが「ロシア科学アカデミー・スミルノフ学派」に所属している人のリストなのでしょうか? ロシア語を読むことはできませんが、翻訳ツールを使って読んでみたところ、違うように思えます。

佐野氏が師事を仰いだというアナトリー・スミルノフ氏が載っているのは間違いありませんが、他のメンバーにはホメオパシーや鍼などを扱う医師や音楽家、作家、建築家かつカメラマンなど、物理学者や数学者とは異なるいろんな肩書きを持った人がそろっています。
このサイトは「ロシア科学アカデミー・スミルノフ学派」ではなく、「国際科学者クラブ」とでも呼ぶべき団体ではないでしょうか?(団体について説明しているページに掲載されている同団体のマークには「International Scientists Club」と英語で書かれています)。
これは日本でいう「日本物理学会」のような正統性を持った学術団体なのでしょうか?
それとも、登録料を取ってもっともらしく「国際科学者クラブ会員」の肩書を名乗る権利を売る、信頼に値しないような見せかけの団体なのでしょうか?

また、さらにいえば、普段名乗っている「ロシア科学アカデミー」というのは、この団体の名称を和訳してのことならば不適切に思えます。
ロシアには「Russian Academy of Sciences」という団体があり、「ロシア科学アカデミー」と日本語で称せられるべきはむしろこちらの団体でしょう。
佐野氏はこちらの団体にも所属しているのでしょうか?
それとも「International Scientists Club」のことを「ロシア科学アカデミー」と称しているのでしょうか?
もしも後者であるならば明らかに誤訳ですし、人々の誤解を招くものです。

 

また、以下の文章について述べさせていただきます。

Zingoroh鉄人堂妄語録鉄人堂妄語録さん、貴方は数学や物理学がお分かりにならないなら上記引用したような非難は口になさらぬ事です。あなた自身の品位が疑われます。

もし分かるということならば、批判する前に反エントロピー数理物理学から出発して、全新厳密自然科学・人文科学・社会科学体系を展開している私のアメーバ・ブログ http://ameblo.jp/allahakbar231/
を良く熟読してください。丸4,5日は掛かります。

「物理学や数学がわかるなら、反エントロピー数理物理学や全新厳密自然科学・人文科学・社会科学体系を理解できる」と言わんばかりの文章ですが、同意いたしかねます。

私の記事『維新新進党と「博士」』の元々の指摘は、「佐野氏は数理物理学の博士を名乗っているが、その学位は非公式な教育機関で取得したものであり、まっとうな物理学者としての専門性を有しているか疑わしい」という事です。
もしも佐野氏がまっとうな物理学者でなく、その研究や理論が疑似科学的なものであれば、素人はもとより、物理学や数学の見識がある専門家でも「何を言っているのかわからない」ということになるでしょう。

佐野氏が訝るとおり、わたしは専門的に物理学を学んできた人間ではありませんが、それでも佐野氏の論文に登場する「エーテルエネルギー」や「エーテル繊維」といった単語が、現代物理学には存在しない造語であることくらいはわかりますし、「今この章において、霊魂・霊とはエーテルである事が明らかとなった。カトリックにおいて「父と子と聖霊」言われる「聖霊」、イスラムにおいてもコーランの中で語られる「聖霊」とは、やはりエーテルである。」という文章が現代物理学の世界で受け入れられてないだろうことも分かります。
太陽から新惑星が誕生したということをNASAが発表していないということも分かります。(そんな天文学上極めて重大な事件が起きたならば、佐野氏のブログでしかその話が読めないなんてことはないでしょう)。

物理学者としてのまともな博士号を持っておらず、正統な学会を謗って独自の「物理学」を唱えている佐野氏を私は物理学の専門性を有した人間とはみなしません。

そんな佐野氏に「物理や数学がわからない」と言われても痛くもかゆくもありません。

 

最後にこのブログについてですが、もともと多くの記事(主にリチャード・コシミズ氏の陰謀論についてですが)において科学的側面から書いた文章はごく少ないです。
佐野氏の表現した「ジャーナリスト的に百科事典的情報を集め評論しているに過ぎない」は概ね正しいと思います。
科学云々の話を持ち出さなくても人工地震説を含む陰謀論の瑕疵を批判することは十分可能で、過去の当ブログの記事はそういうものが大半です(それに今回の件でいえば、佐野氏の博士号が公的に認められているかどうかについては「科学的見地」の話ではないでしょう)。

ただしリチャード・コシミズ氏の陰謀論がメインなので、HAARPについてはほとんど触れておりませんし、FEMAについて書いたことはありません。

「価値の創造が皆無なのでは、と批評されたら貴方は何と答えますか?」とのことですが「趣味ってそんなものでしょ」と答えます。

「デタラメやトンデモだとわかりきったものをつぶさに調べる」なんていうのは大体の人から見たら「無駄なこと」です。
「トンデモなものについて調べて文章を書く」ということを趣味としてやっているだけなので、それが無価値な仕事かどうかなど気にしていません。

ブログに載せるものなんてそんなものが大半なんじゃないですか?
現代物理学をひっくり返すほどの論文をなぜブログに掲載するだけで、「サイエンス」や「ネイチャー」に掲載させようとしていないのか、こっちがききたいくらいです。

 

◆鈴木氏の記事について

最初にかかせていただくことは、完全な連絡事項です。
鈴木氏はコメントのたびにWordPressのアカウントをわざわざ登録していらっしゃるようですが、WordPressは専用のアカウントを取得しなくてもTwitterアカウントなどでコメントを投稿できるため、Twitterアカウントをそのまま使用していただければ面倒がなくて済みますし、「成りすまし」の類を防止するのにも有用ですので次にコメントされることがあれば、是非ご活用ください。

とりあえず『維新新進党と「博士」』に投稿されたコメントはいずれも鈴木氏本人によるもので間違いないと判断しています。
最初のコメントのアカウントは維新新進党のメールアドレスで取得されていますし、2つ目のコメントは内容が『とあるブログについて』とほぼおなじですが、コメントの方がブログ記事よりも先に投稿されているので、誰かがなりすましてコピペした、というようなものではありません。

維新新進党公式ブログ・維新新進の心」の『とあるブログについて』に書かれていることとコメントはほぼ同内容ですので、まとめてかかせていただきます。

 

佐野氏に関するものはすでに上に書いたとおりですので、残りの人工地震説などについて書きます。

大勢の小学生を乗せているから深海で工作を施すのは無理」と考える方が無理がありますし、この考えは「あの人は政治家の大先生だから、賄賂など貰った事がないだろうし、犯罪に手を染めるような人では無い。」というある種権威主義的な盲信に近い物を感じますし、「人工地震の揺れはほとんど人の感じることができないレベルのものである。」というのも大きな間違いで、1984年3月11日の神奈川県小田原市で行った人工地震の実験一つをとってみても「震度1の予定が4~5になってしまい、新幹線のダイヤが乱れた」と翌日の読売新聞の朝刊の新聞記事にもなっております。

まず地震発生時に「ちきゅう」が大勢小学生を乗せて八戸港にいたという件ですが、私がこの点で言っているのは「子供がウソをつくはずがない」とかそういう盲信ではなく、「ちきゅう」が三陸沖で穴を掘って地震を起こす一連の作業を大勢の部外者を乗せた状態で行うのは目撃されるリスクが高まるだけだし、距離的に不可能ということです

見学のために乗り込んできた小学生(&引率者)は部外者で、破壊工作を目撃される恐れがあります。
作業そのものを見られることがなかったとしても(折角の「ちきゅう」見学で掘削システムを見学しないなんて勿体ないですが)、八戸港を出て三陸沖まで延々船旅してたらバレてしまうでしょう。何時間かかることやら。
「ちきゅう」八戸港を離れる様子は船に乗っている子供たちだけでなく、その時八戸港にいる大勢の人間に目撃されてしまうでしょう。鈴木氏がビデオをにとった通り、「ちきゅう」は掘削システムのおかげで独特の外観をして目立ちます。
ヘタをすれば外部者に何らかの決定的瞬間を目撃される恐れがあるのに、なぜわざわざ部外者を大勢乗せて破壊活動を行う必要があるのでしょうか?
陰謀発覚のリスクが高まるばかりで、それを上回るようなメリットがあるでしょうか?

後半の「人工地震の揺れ」については鈴木氏の認識は誤っています。
わたしが「揺れを感じないほど弱い」といったのは「ちきゅう」が地殻を探査するために必要とする人工地震についてです。

1984年の人工地震というのは「ちきゅう」の話ではないでしょう。「ちきゅう」が作られたのは阪神大震災よりも後です。
なぜ1984年に陸地で行われた人工地震をもとに、2011年に掘削船が洋上でおこす人工地震の揺れを説明するのでしょうか?
私は文中「その人工地震の揺れはほとんど人の感じることができないレベルのものである」と書いています。
ここでいう「その」は「ちきゅうで行う調査のための」という意味です。
指示語を無視して拡大解釈をしないでください

そもそも「ちきゅう」は震動の伝わりを感知する装置を積んでいるだけで、人工地震そのものを起こすためのエアガンは別の調査船が積んでいます。
エアガンを積んだ方の船が「ちきゅう」と一緒に船旅をしているのなら、それもまた大勢の部外者に目撃される恐れがあるでしょう。

そしてこれはブログの記事の方に書かれている文章ですが、

東日本大震災の震源地付近ではわずかな時間の間(およそ1時間)の間に多数の地震が発生しています

し、東日本というくくりで言えばM7以上の地震が4回発生しているようです。

1発目:14:46 — M9.0
2発目:15:08 — M7.3(1発目から22分後)
3発目:15:15 — M7.3(2発目から7分後)
4発目:15:25 — M7.4(3発目から10分後)
http://www.fastpic.jp/images.php?file=3743301684.jpg

これで何を言いたいのかさっぱりわかりません。もっと具体的に文章を書いていただきたいです。

鈴木氏がこれを「不自然と感じた」から人工地震といいたいのでしょうか。

これだけ見て自然か不自然か私にはわかりません。
今回の地震が日本観測史上初の、前例のない大地震で、その余震がどれくらいの頻度・規模で起こるのが自然なのか、その判断基準を持ち合わせていないからです。その程度には無知の知を持ち合わせています。

「jingoroh氏は批判や否定をする際にはもう少し物ごとを調べると言った事と、主観や思い込みに頼り過ぎない事が大事なのではないかと思います。」などとおっしゃっていますが、上記の4つの余震をみただけで人工地震と判断したり、そうする能力が自分にあると考える方がよほど「主観や思い込みに頼り過ぎ」でしょう。あとHNのスペルを間違ってます。

 

佐野「博士(文学)」についてのまとめ

  • 佐野氏の博士号は日本では使えないもの。それは佐野氏自身が過去にも言及している。
    にもかかわらず、日本で博士を名乗るのは不適切。
  • 佐野氏がセントクレメンツ大学で取得した博士号は文学だったので、プロフィールに「セント・クレメンツ大学で数理物理学の博士号取得」と書くのは不適切。
  • 博士を名乗りたければ、セントクレメンツ大学を認定をしているニウエやタークスカイコス諸島やザンビア、ソマリアといった国で博士(文学)を名乗るべき。
  • 「スミルノフ学派」が実在するという証明として挙げられたリンク先のリストは「国際科学者クラブ(International Scientists Club)」とでも呼ぶべき団体のリストで、「スミルノフ学派」が実在する証明になっていない。
  • 「ロシア科学アカデミー・スミルノフ学派」の「ロシア科学アカデミー」とは「Russian Academy of Sciences」のことなのか、それとも「International Scientists Club」のことをそう訳して呼んでいるのか不明。「Russian Academy of Sciences」に所属しているのでなければ、「ロシア科学アカデミー」を名乗るのは不適切。
  • 日本で認定されていない大学の文学博士号を取っただけなのにもかかわらず、物理博士を自称する佐野氏は十分「怪しい人」であるし、物理学の専門性を備えていないとみなすのは当然のこと。
  • 自称数理物理学者にすぎない佐野氏が唱える独自の物理学を理解しろという無茶な要求など付き合っていられないし、それで科学の見識がないと言われても痛くもかゆくもない。

佐野氏や鈴木氏からの反応に応えるかたちで調べた結果、佐野氏の博士号だけでなく数理物理学者としての専門性も信用に値しないものと分かりました。
この先、佐野氏がいくらご自分の物理理論について講釈を垂れようがいちいち相手にするつもりはありません。
「反エントロピー数理物理学」、「全新厳密自然科学・人文科学・社会科学体系」については「International Scientists Club」の閉じた世界の中で好きに発表でも拍手喝采でもやったらよろしいでしょう。
学位や肩書について、検討に値する反論等あれば対応は致します。

【2012/09/11】佐野氏からの指摘により、「アナトミー・スミルノフ氏」と誤入力していた箇所を訂正いたします。
正しくは「アナトリー・スミルノフ氏」です。

【2015/12/4 追記】
最近、佐野”博士”と飯山一郎氏との諍いから、当記事に注目が集まっていますが、この記事を書いた当時から現在に至るまでの間に、わたくしzingorohの佐野氏の学位に関しては若干ながら変化があるため、その点について追記をしておきます。

「Doctor of Letters」を文学博士と訳した点ですが、これについては正確とはいいがたいものです。
「文学博士」はWebの辞書サービスなどをそのまま使用した際に出てくる和訳です。
語感としては「文学の博士号」ともとれるものですが、それはDoctor of Lettersの実際の性質を表せているとはいいがたいものです。
実際には「Doctor of Letters」は、高い功績を上げた学者に贈られる名誉学位であり、Ph.Dよりも高い学位ともいえます。

しかしながら、通常「Doctor of Letters」は社会科学系の学問で高い功績を残した学者に与えられるものであり、自然科学系の学問の専門家を自称する佐野”博士”には「Doctor of Science」が(その功績や能力が本物であれば)贈られるはずです。
セントクレメンツ大学は著作を出していることを根拠に「Doctor of Letters」を授与したようですが、これは一般的な「Doctor of Letters」とは異なる運用に思えますし、そもそもセントクレメンツ大学が非認定校であるという点には変わりがありませんので、記事としての結論はほぼ変わりがありません。

ですが、このたび当記事の注目が高まり、それに伴って不正確な認識が広まることは当方としては好ましくないと考え、追記をさせていただきました。

“忙しい人は最後のまとめから読んでください” への 9 件のフィードバック

  1. ぶはは、自称博士の下手な反論を見事に返り討ちですね。
    怪しい博士号も文学だった事まで調べ上げて暴露とは凄いです。

    佐野自称博士の焦りぶりも凄いですね。佐野ブログから
    zingorohさんブログへのリンクが無いのは余程他の読者
    に読まれたく無い事が明白です。
    東大卒業28年後にやっと博士号が取れた苦しい言い訳が
    「両親が倒産した」なんて怪しいですね。
    「何で親が大変な時に帰国しないの?」

    それから、「ちきゅう」に子供の見学していた件の他に
    「事前に津波が襲う事を知っていた」はずなのに暢気に
    八戸港に停泊していた事がおかしいですね。
    津波の威力は海岸線に近づくほど破壊力は増すので、
    「事前に知っていたはず」の「ちきゅう」は安全な太平洋の沖か
    近くの青森県は陸奥湾に逃げ込んでいたはずです。

    1. 「文学博士」については、偶然に近い形で見つけましたんですけど、突き止めた私自身驚きました。
      セントクレメンツ大学の情報公開の精神に感謝ですよ。

      ちなみに、「佐野千遥博士はセントクレメンツ大学より文学博士号を授与された」の文章のあとには「The doctorate was awarded in recognition of research into the effects of physics has on learning both within humans and with artificial intelligent units.」とあります。
      正確に翻訳できないのですが、「人工知能や人間の学習おける物理な影響の研究が認められて授与された」でしょうか?
      それに対して与えられた博士号だそうです。

      「物理学の研究で博士号を取った」といえなくもないですが、与えられたのは「Doctor of Letters (文学博士)」。
      もう意味不明です。
      物理学の研究に対して文学博士号を送ったこの大学はやっぱり怪しいです。

      佐野氏の半生に何があったかというのは私には知る由もないのですが、東大卒ってすごく立派な学歴だと思うんですよね。
      私は東大受けようと思ったことすらなかったです。
      なのにどうして、こんな偽物の学位などとってしまったのか。
      偽の学位のおかげで折角の東大卒も台無しになってしまってます。

      鈴木氏の人工地震説の話はまあ、いまさらですよね。
      去年さんざんやった話なので、新しさがなくてかなりどうでもいいです。

      1. zingoroh 様

        佐野さんの活動を調べているうちにたどり着きました。

        佐野さんの博士号について誤解されているようですので、ウィキペディア英語版の「Doctor of Letters」と、セントクレメンツ大学の当該サイトに記載されている内容に関して、簡単に訳をつけました。

        ウィキペディア-Doctor of Letters
        https://en.wikipedia.org/wiki/Doctor_of_Letters

        Doctor of Letters (Latin: Litterarum doctor; D.Litt.; Litt.D.; D. Lit.; or Lit. D.) is an academic degree, a higher doctorate which, in some countries, may be considered to be beyond the Ph.D. and equal to the Doctor of Science (Sc.D. or D.Sc.).

        (和訳)
        Doctor of Lettersは大学・高等教育機関の学位の一つ。上級の博士号で、国によってはPh.Dよりも上位の学位として、Doctor of Scienceと同等とみなされることもある。

        セントクレメンツ大学のサイト
        http://www.stclements.edu/alumgrad.html

        Doctor of Letters

        St Clements University’s senior award is the Doctor of Letters degree. This degree is awarded for published works. A number of prominent business, political and educational persons have presented their works for this award.

        (和訳)
        セントクレメンツ大学は、社会人のための学位としてDoctor of Lettersの学位を設けています。この学位は、公刊された著作物に対して授与されます。ビジネス・政治・教育などの分野で多くのすぐれた人物がその著作物を提出して、この学位の取得を申請しています。

        Dr Chiharu Sano has been awarded a Doctor of Letters degree from St Clements University. The doctorate was awarded in recognition of research into the effects of physics has on learning both within humans and with artificial intelligent units. This research is demonstrated in his published works.

        (和訳)
        佐野千遥博士は、Doctor of Lettersの学位をセントクレメンツ大学から授与されています。この博士号は、人間や人工知能の学習において物理学が与える影響を研究したことが認められて授与されました。この研究は、公刊されている彼の複数の著作物において詳述されているものです。

        ウィキペディアとセントクレメンツ大学のサイトに記載されている通り、Doctor of Lettersは、ここでは文学博士という限定された意味ではありません。

        Ph.D(ドクターオブフィロソフィー)と同様、専攻分野にかかわらずに用いることのできる高い学位(博士号)の呼称となります。

      2. コメントありがとうございます。
        最近起きている、佐野氏と飯山氏との諍いから関心を持たれかのかと思います。

        Doctor of Lettersの単語の和訳については、記事を書いた当時Web翻訳サービスなどを使った程度なので、「文学博士」という和訳になりました。また当時記事を書いた私自身の不勉強もあり、単純に和訳から「文学のみ」を指したものかと誤解したところがあったのは確かです。

        しかし、これらの記事ののちさらに個人的に調べ、Urdinさんの書いたように、「Doctor of Letters はPh.Dより高い学位にあたる」という情報にはたどり着いていましたが、特に記事の訂正は行ってきませんでした(ちなみに、学位商法に詳しい小島茂氏に質問メールをし、「理系を専攻した場合、Doctor of Letters というのは妙で通常ならDoctor of Sciece  となってしかるべき」というお返事をいただきました)。

        訂正したところで「セントクレメンツ大学は非認定校であり、その学位は一般には無効である」という点に変化がなく、佐野氏が持っているという学位は世間一般には無効という私の主張自体は変わらないからです。
        それと佐野氏自身は当記事のコメント欄にて「英連邦においてはdoctor of lettersがPh.D.に当たります」などとトンチンカンな主張もしています。セントクレメンツ大にはPh.Dが別に存在するにもかかわらずです。
        この話題についてUrdinさんが関心をお持ちなら、佐野氏の上記の発言についても問いただしてみることをお勧めします。

  2. 誹謗中傷を続ける“zingoroh”を、佐野千遥博士、セント・クレメンツ大学の最高責任者のDavid Le Cornu博士、ロシア科学アカデミー物理学の部スミルノフ物理学派のアナトリー・スミルノフ博士がそれぞれ名誉毀損で3つの告訴をする構え!

    ロシア科学アカデミー物理学の部・スミルノフ学派論文審査員:ドクター佐野千遥

    先ず貴方zingorohさんの第2回目のコメントは、第1回目の私を全面否定していたコメントに対する私の反論を部分的にでは有れ、その本質論において認めざるを得なかった事を示していますね。つまり非難の論調が大幅に且つ本質的にトーン・ダウンしてしまった。

    第1回目コメントで「degree mills」「はりぼてドクター」という貴方zingorohさんが私に対して遣らかした非難は第2回目コメントでは影を潜めてしまっているのですが、これは一体どうしたことですか?

    自称「良識派」のzingorohさん貴方には、口から出任せに「degree mills」「はりぼてドクター」と言って宣伝してしまった事について、反省もなければ詫びも無いのですか?第1回目のコメントに対する私の反論の中で貴方が私に指摘された貴方の幾つもの認識違いについても反省もなければ詫びも無いのですか?そして前回のその私からの反論においては、惑星を論じることが物理学の守備範囲には無いと考える程の非常識な誤りをしてしまった貴方が、科学を批評できる識見を持っているかのごとく装って来ていたが実は全く持っておらず、そしてその虚偽の装いを使って貴方が恰も他人の学位を批評できる識見を持った人物であるかのように更に発展した虚偽の装いを凝らしている事を論証しました。過去に遡ってこのような幾つもの点に貴方自身が言及する事はzingorohさん貴方にとって非常に御都合が悪いのでしょうか?世間に対し必死になって自分を「良識派」として認めて貰いたいと願望している貴方にとって、私による反論で暴露されたあなた自身の欠陥・汚点に言及し、出来ればそれに反論しようという精神的余裕がzingorohさん貴方には残っていなかったのでは有りませんか?!

    だからzingorohさん貴方の第2回目のコメントでは、一度誤って言い掛かりを付けてしまった関係上、自分の面目が丸つぶれにならない為には何か言い返せねばならない心境に追い込まれたので「強いられて」言い返してみたのだが、結局、枝葉末節の質問以上は貴方は今回言い返せなかった。貴方は自分の過去の重大な違法行為は眼をつぶって不問に付してもらって、自分の今回の枝葉末節の質問事項にのみ私から答えて貰う事に議論の話題を移すことにより逃げ切ろうと必死の様子ですが、貴方zingorohさんが他の人達に対して誹謗中傷をした際に今迄常に遣ってきたその常套手段の手管が、私・佐野千遥には通用しない事に今になって初めて気付き、貴方が自分の過去に好き勝手に遣った違法行為が引き起こした事の重大さに今更ながら驚愕の念を禁じ得ない状態にある御様子ですね。貴方zingorohさんの今回の枝葉末節の質問事項に対しては本返信の末尾でお答えいたします。

    その前に先ず、宣告申し上げます。貴方zingorohさんが御自分には実は有りもしないサイエンスを論じる能力を恰も持っているかの様に虚偽の記載をしつつそれを梃子に自分は他人の学位を批評できるレベルにあるかの装いを凝らしつつ、セント・クレメンツ大学をdegree millsと誹謗中傷し、ロシア科学アカデミー物理学の部・スミルノフ学派を「登録料を取ってもっともらしく「国際科学者クラブ会員」の肩書を名乗る権利を売る、信頼に値しないような見せかけの団体なのでしょう か?」と誹謗中傷し、私・佐野千遥の博士号を「はりぼてドクター」と誹謗中傷した貴方のブログを全て削除し、謝罪・陳謝のブログを貴方自身が書いて公開し、Twitter、Facebook等ソーシャル・メディアを使って謝罪・陳謝の旨を遍く知らしめる努力をしない限り、私は貴方を刑法230条に則り名誉毀損罪で告発する法的手続きを致します。最近、私には資力が付いてきました。訴訟に掛かる費用から逆算して訴訟を見合わせるような事はいたしません。またセント・クレメンツ大学・日本代表の私と直接繋がっているセント・クレメンツ大学の最高責任者David Le Cornu博士もセント・クレメンツ大学をDegree millsと誹謗中傷した貴方zingorohさんを国際的に別個に告発する構えです。また拠りのも拠ってスミルノフ博士自身の物理学の愛弟子であり、スミルノフ物理学博士と一緒にロシアで何度もテレビ出演した事のある物理学者であり、且つスミルノフ物理学派の論文審査員である私・佐野千遥博士を有ろう事か「物理学の素人」と誹謗中傷し、「アナトリー・スミルノフ」の名を「アナトミー・スミルノフ」=「解剖スミルノフ」と揶揄し、且つ「登録料を取ってもっともらしく「国際科学者クラブ会員」の肩書を名乗る権利を売る、信頼に値しないような見せかけの団体なのでしょう か?」と有らぬ言い掛かりを付けた貴方zingorohに対し、スミルノフ博士は国際科学者クラブ=ロシア科学アカデミー物理学の部・スミルノフ物理学派に対する名誉毀損事件として訴えを起こす構えです。私は日本に於いても実名・佐野千遥を公表して正々堂々とブログ活動やソーシャル・メディア活動を行って参りました。貴方zingorohは今迄徹頭徹尾偽名の陰に隠れて誹謗中傷を繰り返して来ましたが、司法と警察の前には偽名で逃げ隠れしようとしても無駄であり、貴方の実名と現住所は必ず暴かれる事(それを逃れようとすれば指名手配となる)、そして貴方に裁きを必ず受けさせる事を通告いたします。当然過ぎるほど当然な事ですが、上記3つの「名誉毀損」(刑法違反)の訴えが認められた時には貴方zingorohさんは3年+3年+3年の合計最高9年の懲役に服す事となります。宜しいですね?誹謗中傷した貴方のブログを全て削除し、謝罪・陳謝のブログを書いて公開し、Twitter、Facebook等ソーシャル・メディアを使って謝罪・陳謝の旨を遍く知らしめる努力をするのなら別ですが...。

    では貴方zingorohの枝葉末節の質問各々に逐一お答え致します。

    Wittfield大学の件、http://www.wittfielduniversity.org/degreesで貴方のパソコンが「プログラムの学費について書かれたページだけで、他の項目はクリックしても何も表示されない状態」であるのなら、それは貴方のパソコンがおかしい。

    何で私が「文学の博士」なんですか?!英連邦においてはdoctor of lettersがPh.D.に当たります。Lettersとはliteratureの事では全くありません。私の博士号の証書にはmathematical-physicsの語が明記されています。

    貴方はアナトリー・スミルノフの名前をアナトミー・スミルノフと「間違えた」。「アナトミー」とはどういう意味か当然ご存知ですよね?「解剖」という意味ですね。この取り違いは西洋においては大変失礼な事になります。「アナトリー」という由緒有る名前は現在のトルコの地に今も有る、人類史上初めて鉄器を使って小国ながら古代エジプト大帝国と互角に戦ったシュメール系民族・ヒッタイトのヒッタイト王国の有ったアナトリア地方に因んでいます。貴方が「アナトリー」を「アナトミー」=「解剖」と言い換えたところに、スミルノフ博士を侮辱する意図が有ったとヨーロッパやロシアでは常識的に判断します。

    「学派」というものは一般に科学のどんな分野においても「XX学派」という呼称の組織として登記している訳ではありません。個人の名前(今の場合Smirnov)を冠した学派であるなら尚更の事です。Международный Клуб Ученых = International Club of Scientistsがロシア科学アカデミー物理学の部・スミルノフ学派の事です。このロシア科学アカデミー物理学の部・スミルノフ学派=Международный Клуб Ученыхは少なくとも2年に1回、サンクト・ペテルブルグ(昔のレーニン・グラード)でロシア科学アカデミー中央と共催で物理学会を開催してきております。今年も7月末に開催され私も論文発表を遣って参りました。そのМеждународный Клуб Ученыхのウェブサイトのboard membersのリストの中に有る私の直ぐ次に掲載されている人物はスウェーデンのノーベル物理学賞審査委員会所属のスエーデン人物理学者です。彼は毎回、サンクトペテルブルグの物理学会に参加しています。以前はスウェーデンのノーベル物理学賞審査委員会からは故オロフ・スンデン氏が出席していました。この物理学会には(board membersのリストには載っていないが)スミルノフ学派に所属する他の物理学者達、スミルノフ学派に所属しないがロシア科学アカデミー物理学の部に所属している物理学者・数学者達や、ロシア全国の大学・研究所のロシア科学アカデミーには所属していない物理学者・数学者達やエンジニヤー達総勢300名くらいが参加し、それに加えてスミルノフ氏の反エントロピー数理物理学に触発されて人文科学分野の学者、社会科学分野の学者、ロシア正教関係者、イスラム関係者、社会運動活動家の百数十名、総勢四百数十名が毎回特別参加し、保守的な欧米日の物理学会と違って、タブー無し自由自在の喧々諤々の討論となります。「正統派」現代物理学が根本的且つ体系的誤りに迷い込んでおり、全部作り変えなければならないと考える物理学者が多数派を占める物理学会は世界中見回してもロシアにしか存在しない事をZingorohさん貴方は御存知ですか?欧米日の物理学会は極度に保守的です。日本の若者の間に理工系離れが生じるのは当然です。エントロピー増大の「正統派」現代物理学が余りに無味乾燥でつまらないからです。またエントロピー増大の「正統派」現代物理学は物理的発明による景気刺激策に如何なる貢献も出来ない代物に落ち込んでいます。またエントロピー増大の「正統派」現代物理学は福島原発に対し反エントロピー・スミルノフ学派には出来る物理的手段による放射能の核種変更除染なんぞ全く出来ずに右往左往しているだけです。ロシア科学アカデミー物理学の部・スミルノフ学派のboard membersのリストに載っている「物理学者や数学者とは異なるいろんな肩書きを持った人」達はスミルノフ氏の反エントロピー数理物理学に触発されて結集した財政面等、色々な面でのスポンサー達です。そういう人達もIntrrnational Club of Scientists=ロシア科学アカデミー物理学の部・スミルノフ学派に所属していて何が悪いのですか、zingorohさん?!

    嘗てのノーベル賞受賞者のリチャード・ファインマンも気付いた如く「正統派」現代物理学がズタズタの折衷主義であり体系的誤りに迷い込んでおり全体系を全て創り替えねばならないと考える物理学者達が多数派を占める世界で唯一の物理学会であるロシアの物理学会の中で、私は幾多の本質的体系的理論的新しい発見をしてきており、その中で特に「離散値の物理世界においては等速円運動の回転自体が方向性を持ったエネルギーを消費する。」との論証で「正統派」現代物理学が信じて止まない「永久機関不可能論」、物質の世界で閉じた「エネルギー保存則」、「エーテル不要論」を完全に覆し、また「原子核を磁荷と見ずプラス電荷と勘違いしたために外へ向かった分裂斥力の方向を、何時の間にか180度逆転させて中心に向いた求心力に摩り替えるために物理的に説明が付かない有りもしない素粒子を幾つも捏造し、しかも電磁気力の100倍の大きさの求心力を説明するために電気でも磁気でもない第4の力「強い相互作用」をでっち上げた正統派現代量子核物理学・素粒子論。つまり入力条件からこれと明らかに論理矛盾する出力結果を導く不可能事を導けたと強弁するゴマ擦り理論=正統派現代量子核物理学・素粒子論」「磁石を幾つか置けば、単一一続きの閉じた磁力線がその全ての磁石を結び纏め上げる。原子核を磁気と見れば現代素粒子論の素粒子は全部不要・誤りであり、スミルノフ学派・シャクパロノフ博士により実験的に確かめられたS極・N極単極磁石間の磁気的引力は電子・陽電子間引力の100倍という事実より原子核は単極磁石である。」と洞察する事により素人にも分かる「正統派」現代量子核物理学・素粒子論の混迷の本源的原因の抉り出しに成功するという物理学史上空前絶後の快挙を実現している。私が創り出したこの2つの衝撃を受けて「正統派」現代物理学派は確実に間もなく全面崩壊する。

    だからZingorohさん貴方の「日本でいう「日本物理学会」のような正統性を持った学術団体なのでしょうか?」という表現には、その余りに遅れた意識性に開いた口が塞がらなくなります。国全体の科学を統括する「日本学術会議」に当たるのが「ロシア科学アカデミー」で(「ロシア科学アカデミー」では科学最も権威ある科学の数学・物理学から序列付けし自然科学の後に社会科学、人文科学が置かれているが、「日本学術会議」では人文科学、社会科学、自然科学の順になっている。ここに見られるようにロシアでは数学・物理学者の社会的権威は高く、医者の社会的権威より遥かに勝っている。ロシアでは医学はロシア科学アカデミーに所属できず、医学の別組織を作っている。)、「日本物理学会」(日本では「日本物理学会」は「日本学術会議」と関係はあるが「日本学術会議」の部局ではない)全体に当たるのが「ロシア科学アカデミー物理学の部」(ロシアでは「ロシア科学アカデミー物理学の部」は「ロシア科学アカデミー」の部局です)です。日本では骨のある物理学者が皆無ですから、ロシア科学アカデミー物理学の部の中のスミルノフ学派のように物理学会の中で別体系物理学を主張する学派なんぞは日本物理学会中には皆無の情けない状態な訳です。このように骨のある学派が存在しない情けない状態に有るとzingorohさんにとっては、「正統性を持った学術団体」になるのでしょうか?Zingorohさんは自分の頭で考える事をせず、永久磁石永久機関モーターを「トンデモ物理」だと信じて疑わないから、「正統性を持った学術団体なのでしょうか?」という情けない質問を発する事になる訳ですが、別体系物理学を学派として確立している我々スミルノフ学派の永久磁石永久機関モーターは「トンデモ物理」では正にない事はお分かりになりますか?理論的に折衷主義、矛盾だらけの裸の大様のような「正統派」現代物理学派の方が「トンデモ物理」である事が、スミルノフ学派との全面論争に於ける連戦連敗により暴露され尽くされています。普通、物理学会には属さないで、又は物理学会から除名されて現代物理学を或る確かなる実験結果を基に批判する人たちがこの極度に保守的な日本にも他に居て、彼等はお気の毒に「トンデモ物理」なる烙印を押されていますが、彼等は理論的に「正統派」現代物理学の一部を修正するだけで、我々スミルノフ学派のように全物理学分野に渡る別体系を提起してはいないために、「正統派」現代物理学派と論争すれば、その修正部分と現代物理学本体との矛盾を突かれて必ず敗れるからです。これに対し全物理学分野に渡る一貫した別体系を提起しているスミルノフ学派が折衷主義、矛盾だらけの裸の大様のような「正統派」現代物理学派と論争すれば、「正統派」現代物理学の方が「トンデモ物理」である事が毎回暴露されてしまうのは理の当然ではないでしょうか?今年7月のサンクトペテルブルグの物理学会では、ロシア政府からスミルノフ学派に、ロシアの中学生、高校生、大学生用のスミルノフ学派としての物理学の教科書を編纂して欲しい旨の申し入れが有りました。zingorohさん、お分かりになりますか?この歴とした学会を運営するロシア科学アカデミー・物理学の部・スミルノフ学派を誹謗中傷してしまった貴方の不甲斐ない存在が?

    何で貴方は「登録料を取ってもっともらしく「国際科学者クラブ会員」の肩書を名乗る権利を売る、信頼に値しないような見せかけの団体なのでしょう か?」のような下衆(げす)の勘(かん)ぐりしかできないのでしょうか?正当な学派の組織に対しこのような口先三寸の誹謗中傷をしてしまえば、zingorohさん貴方自身が国際的に轟々たる批判の十字砲火を浴びることになる事をご存知ですか?

    「事前に佐野千遥が科学的に予言したように太陽の表面から新惑星誕生」の件はzingorohさんに言わなくても実際に現在雑誌Natureに投稿準備中です。NASAのYouTube動画の解説員のアメリカ人も動画の中で英語で「これは新惑星誕生なのか?!」と言っているのを貴方zingorohさんの英語能力では聴き取れないようですね?英語とはロシア語に比し文法的複雑度が20億分の1、日本語の2億分の1の世界最堕落言語でしかないのですが...。その英語すら貴方zingorohさんはダメですか?私はマスターした12ヶ国語を駆使したプロの通訳・翻訳家でもあります。ですから世界中の学者やあらゆる人物と、直接その現地語でコミュニケーションを取りながら繋がっております。ですからzingorohに対する批判・告発が私とDavid Le Cornu氏とアントリー・スミルノフ氏の3者だけによる告発で済まなくなる事も予想されます。

    ヨーロッパやロシアやアメリカや中国でドクターを取っているが日本の大学のドクターではない学者が日本向けに又は日本国内でドクターを名乗る事は幾らでも遣っている事です。ロシアが関与して第三世界の国の文部省が認定したドクターが日本国内でドクターと名乗って何故悪いのですか、zingorohさん?!貴方には第3世界の国々に対する差別意識が有るようですね!ですから私が介在すればzingorohの第3世界の国々に対する差別意識に対する轟々たる告発の国際的十字砲火がzingorohに向けられる事にもなり得ます。

    最後にもう一度申し上げます。誹謗中傷を続けてきたzingorohさんが私に対するブログを全て削除し、謝罪・陳謝のブログを書き公開し、Twitter、Facebook等ソーシャルメディアで謝罪・陳謝の旨を遍く知らしめる努力をしないなら、貴方zingorohに対し佐野千遥博士、セント・クレメンツ大学の最高責任者のDavid Le Cornu博士、ロシア科学アカデミー物理学の部スミルノフ物理学派のアナトリー・スミルノフ博士がそれぞれ名誉毀損罪(刑法違反)で3つの告訴を致します!

    1. すごく長いコメントありがとうございます。
      ツイッターのアカウントで書いていただければ確実でしたが、まあこれだけの長い文章を成りすまして書く人もいないでしょうし、登録されたメールのアドレスがフリーエージェント大学のアドレスのようなので、ご本人だと判断させていただきます。
      書かれた内容についてのお返事は後日ブログ記事としてまとめて書かせていただきます。

      ただ、アナトリー・スミルノフ氏の名前をアナトミー・スミルノフと書いてしまったのは私の完全なタイプミスでした。訂正いたします。

      後半の佐野氏の物理学理論や現代物理学批判に関する部分については、この記事の終わりに書いたとおり、お返事を書くつもりはございません。
      それともう一ついただいてる方のコメントは、以前佐野氏のブログにアップされた記事と同内容であるため、ここのコメント欄には反映させません。

  3. 他で読んだけどさ、ジンゴローってお前馬鹿だよねえ!あれだけ真心込めて世の中を良くしようとしている佐野博士が経歴詐称なんかする訳ねえくらい誰にだって分かるだろうにねえ!お前いつも有りもしない事ほざいて他人を嘲笑うことばっかりやってるから、こう言う事になるのよ!佐野博士と全部で3人の博士がそれぞれ別々にお前を名誉毀損罪で告訴するっていう話だけど、それ聞いて、皆ジンゴローめ、ざまあ見ろって言うと思うよ!

    1. そうですか。あまりコメントのしようもない、アグレッシブなコメントありがとうございます。
      訴訟については訴状が来てからということにします。

      >皆ジンゴローめ、ざまあ見ろって言うと思うよ!

      う~ん、そうおっしゃる人どのくらいいますかね?
      佐野氏のコメント欄も、当方のコメント欄も意外と盛り上がってないものですから、そもそも私たちのやり合いにどれだけ関心が集まってるものかちょっとピンとこないんですよね。
      お返事書かせていただいてる今現在は、山本さんとナターシャさんのお二人ですね。

  4. ロシアと日本を結ぶ仕事をしておりますナターシャ園田と申します。貴方のブログを前々から何度か拝見し、なかなか小気味よい批判を展開なさっていらっしゃると思って参りました。しかし今回、佐野千遥博士に言及なさったブログを読んで、これは鉄人さんにとって大変な事になりますので、鉄人さんの為を思ってアドバイスいたします。佐野千遥博士はロシアでも有名なので私も博士のブログをちょくちょく訪問しております。佐野千遥博士とセントクレメンツ大学最高責任者のDavid Le Cornu博士とロシア科学アカデミーのアナトリー・スミルノフ博士が貴方鉄人さんをそれぞれ別々の名誉毀損罪(刑法犯罪)で告訴する、という話を読んで、結論から最初に申しますが、ロシアにおける最重要な物理学者であり、ロシア科学アカデミーの高い位にあるアナトリー・スミルノフ博士が佐野千遥博士を支えているのですから、今回鉄人さんにとって大変悔しい事かとは存じますが、佐野博士の言うように佐野博士に言及した貴方のブログを全て削除して、彼の要求する通り謝罪・陳謝のブログを公開して、ソーシャルメディアで宣伝する事をお薦めいたします。ロシア人やヨーロッパ人には日本人の人間関係のような温情主義というものは有りませんから、論理的に告訴すると言ったら即実行します。法律とは形式主義ですから、刑法犯罪として懲役何年とか罰金何十万とか、慰謝料幾ら幾らとかの話に直ぐ進みます。アナトリー・スミルノフ博士が何故佐野千遥博士を強く支えるかを御説明いたしましょう。それは佐野千遥博士がスミルノフ博士の指導の下に物理学博士号を取得し、以降佐野千遥博士はスミルノフ博士の最重要な愛弟子であり、スミルノフ物理学派の第1位の論文審査員であり、アナトリー・スミルノフ氏自身が佐野博士をスミルノフ学派における自分の後継者にしたい意向すら持っているからです(ただロシア国籍を持っていない佐野千遥博士がスミルノフ博士の後継者になることを他のロシア人達が了承するかが問題となります)。スミルノフ博士自身が何故ロシア科学アカデミーで高い地位に上り詰めたかと言いますと、1980年代に旧ソ連の物理学会がアイザーク・ニュートンのラテン語の古文書の中から動的作用反作用の法則F1 * V1 = – F2 * V2を発見したとき、この式は反エントロピーを許容する式であるから、この一式が変われば全物理学を創り変えなければならなくなった、と発言したからでした。スミルノフ氏の後継者の声が掛かる程の佐野千遥博士とは実際、物凄い能力の持ち主です。鉄人さんは佐野博士の物理学のブログだけしか読まれていないようですが、佐野千遥博士は「過去250年から340年間、世界の大数学者達が解こうとして解けなかった世界史的数学難問4問」を解いています。つまり数学の分野における輝かしい功績が先ず有って、数学の中で確率論と統計学、微積分学が誤った数学分野であることを佐野博士は数学基礎論から論証しています。これは数学史上他の誰も実現していない初めての事です。そして物理学に入ると、この誤った数学の確率統計学と微積分学を至る所に使った現代物理学は誤りだらけである事が論証されます。佐野千遥博士はスミルノフ博士が物理学の全分野について直感で言っていた事柄を動的作用反作用の法則F1 * V1 = – F2 * V2を使って理論的に次々と論証し、一枚岩無矛盾の数理物理学モデルを、欧米の通常物理学体系に対決して全物理学分野につき10年で創り上げてしまった。スミルノフ博士自身が佐野博士のこの偉業に舌を巻いただけでなく、「これは一にスミルノフ教授のお陰です!」と言い続ける謙った佐野千遥博士の人となりをスミルノフ博士が高く評価しています。このようにスミルノフ博士と佐野博士との間には非常に強い絆が有ります。ですから鉄人さん、悪い事は言いません、今回佐野千遥博士に関する件は譲ることです。勝ち目は有りません。このまま突っ走れば、鉄人さん御自身悲惨な目に会いますから。

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